第2志望校 受験
第2志望校の受験の日、私は何故か調子が良かった。
第1志望校の受験の時とは大違い。
第2志望校の受験の日は、同じクラスに何人か受ける子がいて駅で会ったため、一緒に受験会場に向かった。
受験は淡々と進んでいく。
この日私は、過去問を解いた時とは明らかに違う感覚を持っていた。
過去問を解いた時、毎回合格最低点は超えていた。
しかし、明らかに出来てない感覚があり、全く自信がなかった。
特に、数学は最初の方しか解けない。他の3教科でなんとか補っている状況だったのだ。
この日は、全てが簡単にできる。
もちろん、過去問と比べての状態からの感想だが、数学でさえ半分できた。
他の3教科は、ほとんど満点状態だった自信があった。
私は、確信した。
この学校、受かった。
この学校に行くことになると。
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