第1志望校 受験
第1志望校の受験の日は雨だった。
私は片頭痛持ちだった。
そして、受験1週間前から母親と大喧嘩して口もきいてなかった。
私の初めての受験のコンディションは最悪だった。
私は、今でも受験の様子を覚えていない。
ただ、受けた瞬間「落ちた。」と思ったことは覚えている。
受験1日目が終わった後、私の顔は青ざめていたらしい。
流石に、親も心配したらしくそっとしておいてくれた。
この学校は2日目があった。
私は、この受験に行く意味を失っていた。
絶対落ちた受験に行く意味なんてない。
そう思っていたため、やる気は全くなかった。
結局、自分の力を出せないまま、第1志望校の受験は幕を閉じた。
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