第3章 中学受験
決定
私は親に勧められて、中学受験をすることにした。
それまでは自分が受験するなんて考えてもみなかった。
クラスに数人、中学受験をする子がいたから存在は知っていたけれども、深くは考えていなかった。
親が言ってるし、くらいの軽い気持ちで。
これからが大変だということも全く想像せずに決めてしまった。
とりあえず、塾に入った。集団塾だった。
授業は1週間に1回だったので、宿題で学力を身につけることが重要だった。
最初はそれなりに楽しくやっていた。元々、勉強は嫌いではなかった。文章読解は読書、計算は黙々とやる作業・・・等と日常生活を送る上で少し楽しいことに置き換えれていたからだ。
でも、中学受験勉強中はだんだん勉強が嫌いになっていった。
しまいには、勉強が大嫌いになっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます