第52話 天使のてんちゃん 庭のお手伝い
天使のてんちゃん 庭のお手伝い
春になって庭が雑草でおおわれていた。神様と女神様はてんちゃんを使ってみんなで草むしりをしないかと思った。
「てんちゃん。手伝ってほしいの。てんちゃん、リーダーだからみんなで協力してほしいの」
「それは、何でしゅか?」
「庭の草むしり」
てんちゃんが一番いやなお手伝いである。
「てんちゃん。天使の資格を持っているおこちゃまでしゅ。ただではしないでしゅ」
「ふふふ・・・・。そう思ったわ」
そういうと女神様はそっとお菓子の袋を見せた。
「そ、それは、てんちゃんの知らない無限のりの煎餅でしゅ」
緑の袋には無限のりと書いてある。
「やるでしゅ。食べたいでしゅ」
そういうと、みんなを呼んで全員で草むしりをすることになった。
天使の資格を持っているてんちゃんだが無限のりでお手伝いをするてんちゃんは、おこちゃまなのである。草むしりをして、美味しくみんなでお菓子を食べたのである。
おわり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます