第10話 天使のてんちゃん マリオカート
天使のてんちゃん マリオカート
神様と女神様は楽しくマリオカートをやって遊んでいた。そこに通りかかったのはてんちゃんだった。
「いやー。また女神様に負けちゃったよー」
「ふふふ、私このゲーム好きなので」
女神様が一位神様も二位で二人とも好成績だった。
「おもしろそうでしゅね。てんちゃんもまぜてくれましゅか」
「いいよー。てんちゃんもやろう!」
三人でゲームをしたら、てんちゃんは最下位でした。神様と女神様はハイタッチをしている中で、てんちゃんは悔しそうに歯ぎしりをした。
「てんちゃん。もう一回やるでしゅ、ゲームの中なら勝てそうな気がするでしゅ運動神経
いいでしゅ」
そういった瞬間、てんちゃんは画面の中に入り、マリオと話している。マリオのカーを貸してもらったらしく、てんちゃんはスタンバイしている。
「さあ、神様、女神様。ゲーム始めるでしゅ」
「えっ・・・てんちゃんゲームの中に入ったの」
神様と女神様は、ゲームの中にいるてんちゃんに勝てなかった。ぶっちぎりの一位を獲得したてんちゃんだった。
「てんちゃんが、そっちの世界に戻るので電源きらないでくだしゃいね。下手するとてんちゃんは消えちゃいますから」
すると、神様はプルプルと電源スイッチを消そうと指をだすと女神様は慌てて手をがしっとつかみ、首を振った。
てんちゃんは上機嫌で帰ってきた。
「あー。楽しかったでしゅ。」
神様は、あとで女神様にお礼を言った。危なく、てんちゃんを消そうとした自分の怖さを知った。
あぶないよ・・・。てんちゃん。
おわり
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