第8話 天使のてんちゃんライバル現る
天使のてんちゃんライバル現る。
てんちゃんはときどき人間の子供と遊んでいるのを見かける。女神さまは今日はてんちゃん遊んでいるのね。と思っていたらてんちゃんよりの大きな子がここは俺たちが遊ぶ場所だから小さい子はでていけと命令した。
女神さまは慌ててそんなことはダメよ。みんなで遊びましょうと言おうと走った。
しかし、てんちゃんはみんなに安心してと言っていた。
「てんちゃんと勝負しましょう。」
忍者の格好をしている子がほーう。といった。
「勝負とな。我が名はサスケと申す。こんなおチビちゃんが勝負しようとはいい根性しとる。で、何で勝負するでござるか」
「サッカーでどれだけリフティングができるか勝負でしゅ」
「てんちゃんとやら、わしの実力を知らずによく言えたものだの。よし、一対一の勝負」
女神さまはハラハラしながら見つめる。てんちゃん勉強と美術できるけど運動大丈夫かしら、周りの子供たちがてんちゃんを応援する。
「いざ、勝負」
サスケもてんちゃんもほぼ互角リフティングをする。15分以上やっている。なんて凄いの二人。そのすごさに大人たちも駆けつけてきた。
てんちゃんコールが激しくなった。てんちゃんが限界になりそうだったときサスケがボールを落としてしまった。周りは歓声の嵐になった。
「おぬし、凄い奴じゃな。あっぱれじゃ今度は負けぬぞ」
「サスケしゃんもすごいでしゅ。僕と対等にできるやつなどいなかったでしゅ」
「今週はお前たちに遊び場を譲ろう。来週は勝負でござる」
「いいでしゅ」
お互い握手をして、勝負が終わり。女神さまはてんちゃんのもとに走った。
「大丈夫だった。」
「よきライバルができたでしゅ。なんか、てんちゃん頑張れたでしゅ」
「そっか・・。ケンカしなくてよかったね」
「和平交渉は得意でしゅ」
こうして、遊び場を守ったてんちゃんはヒーローになった。
おわり
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