第4話 天使のてんちゃんやりたい放題
天使のてんちゃんやりたい放題。
神様が旅行から帰ってきて、天使のてんちゃんに色々お土産を買ってきてあげた。海に行ってきたのでイルカのTシャツとイルカのぬいぐるみをプレゼントしたら気に入ってしまい最近のお気に入りになった。いろんな人に見てくれとばかりに自慢する。でも、神様は
目を細めて微笑ましく思う。そんなてんちゃんだが、大事件を起こす。
今日は川辺行俊(36)の面談があった。水族館でイルカの調教師を担当していたが自動車事故で無くなってしまった。みんなの信頼も厚く人を楽しませた行為は実にいいことだと思った。神様はもう一度、人間になってイルカのショーを職業にしてもらうのが幸せではないかと思っていた。
天使のてんちゃんにも川辺さんを会わせてお話を聞いてもらおうと思った。神様はてんちゃんを膝の上にのせてあげた。
「てんちゃん。こちらはイルカの調教師の川辺さんだよ。イルカにいろんな技を教えてみんなに見せてくれる人なんだよ。凄いよね」
「イルカの気持ち考えたことありましゅか?」
「え?」
神様と川辺さんはびっくりした。てっきり凄いというと思った。
「イルカしゃん。水族館では、生まれることが難しいので、海から捕獲するとテレビでやってたでしゅ。海よりも小さなプールで魚をご褒美に技を教えるんでしゅよ」
「それは、そうだけどでも子供は喜んでくれるよ。イルカと触れ合える場なんだよ」
「イルカしゃん可哀そう人間に見世物にされて」
怪しくなった状況なので慌てて神様は、てんちゃんを膝から降ろそうとしたらいきなりてんちゃん神様の書類にペンでイルカと書きはんこを押して、川辺さんは落ちていった。
「一度、イルカしゃんの気持ちをあじあわせばいいでしゅ」
なんてことをするんだこのこ。神様は慌てて雲をだして川辺さんをイルカになるのを止めた。もう一度天国に呼んで正式に人間に決定した。
神様はてんちゃん結構かわいい顔して、悪魔だと思った。次は問題起こされないように要注意人物になった。
おわり
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