第2話 天使のてんちゃんと神様
天使のてんちゃんと神様
神様が夏季休暇をとって帰ってきた。真っ黒になってちょっと遊んでいる感じになってきた。早速、神様の仕事を任していた。天使のてんちゃんのもとに会いに来た。
「てんちゃん。ただいまー。神様帰ってきたよ」
するとてんちゃん喜んで神様に抱きついた。
「てんちゃん、頑張ってお仕事しましたでしゅ」
「ほーう。何に生まれ変わらせたんだ」
「ブルドック」
強い目つきで言い放った。やっぱりこの子はやるもんだと思った。てんちゃんはもじもじしながら神様に聞いた。
「てんちゃん、頑張ったので頼んだものもらえましゅか?」
神様はてんちゃんからおもちゃを頼まれていた。学習用にもなるのでいいかなと思って買ってきた。てんちゃん目をキラキラさせてジャンプした。よっぽど欲しかったのだろう。
「遊びに付き合ってください」
「あー。神様疲れてるので明日でよろしく」
「ダメでしゅ」
てんちゃんに付き合わされて夜中の2時になってしまった。
「てんちゃん。もうこのへんでやめようよ。」
「ダメでしゅ。ぼくの人生かかってましゅ」
「いやーかかってないよ」
そういって運命のルーレットを回した。あーダメだ今夜ねられないわーと思いながら神様はてんちゃんを見つめた。やっぱり人生ゲームは教育上まずかったかもしれない。
おわり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます