楽曲への主に批判

はじめに

　文化相対主義とは言うが、音楽は無理だ。いや、もしかしたら結局何もかも、Japonismになって駄目かもしれない。

　洋楽、シティポップ、J-popファンクを見て、最終的に感じた絶望は計り知れない。

　洋楽、どうやら単に一つのフレーズがリズミカルであればよいと思っているのだろうか？　声とAメロはハズレることは少ないが、盛り上がりに欠ける。メリハリケジメがない。起承転結がない落下点のない優柔不断。つまりサビがない。欲求不満な音楽である。これは全てに共通することでは無いが。アルバム『Samantha fox』はいい。サビは日本の文化なのでカルチャーショックにあたる。

　シティポップ、日本で当時売れてなくてオムニバスCDで聞いたことがないやつだったので、その時代を生きた人がその音楽をどう捉えたかは想像に容易い。同様にサビがない。欧化主義で文化を捨てに走ったのだから拒絶反応を起こすのは至極真当。演歌型歌唱とテクノが融合する現象は文化批評において注目に値するが、一般に受け入れられるかは時と場合による。しかも、これも結局言って結局、日本人のためではなくあちら様のための音楽となった。あちら様に近い感性を持つ人なら構わないが、日本人の誇りだから従うべきとはならない。鹿鳴館だ。

　ファンク、あちら様にはどちらにしろ解することのできない異言語が乱れるだけだから構わないようだが、当の言語話者にとっては発音の乱れとなる。聞いていて日本語が入らないので不快感を覚える。

　戦犯以外のもので、現代の音楽で自分が嫌う要素、流行。ギャルゲー、バンド、イケボ、固定コード、過大歌詞、ラップ、チル・Lo-Fi、ジャンルの膨張、東方型の伴奏の過剰。

　ギャルゲー、現実離れした声、誇大歌詞。

　バンド、歌手の均質化、メンバーの団結という名の楽器の没個性化

　イケボ、甘い声、地肌に触るような声、キモい

　固定コード、没個性的、飽き、洗脳的

　過大歌詞、読み上げられない、琴線に触る、キモい、有害、洗脳的

　ラップ、発声が小さく歌唱として認識できない。洗脳的な過大歌詞、紋切り、不定形

　チル・Lo-Fi、均質的、フレーズが短い、聞き取りにくい

　ジャンルの膨張、データマイニングの必要性、日本は分類があまり行われて居らず十種しかないので下位分類の必要性が生まれる。ジャンル縦断型の器用貧乏な歌手が生まれる。　

　東方、伴奏の膨張の一番の原因、過剰なASMR

これによってEDMが広まる。

　憶測であり、拡大解釈であろうが、古き良き邦楽を語ることにする。耳入りが悪いギターの音なしにそれぞれ個性を持った音のシンセからイントロが入って歌い始める。急激な音量上昇はしない、文と文がなるべく繋がる形となるようにする。小刻みにしない。むしろサビ前がなくてもいいが、Aメロとサビが一間置いて始まる。それかサビ前は一文くらい。掛け合いもいらない、全部一人で歌い切る。

　サビが声が暗くてしかし、明白に声量が増える形になり、リズムもゆっくりだととてもいい。

嘘と噂

夏の別れ

届かないセレナーデ

Lost Child

駅

告白

　他にもパターンがある………大体例外多すぎるからねぇ……

　こうなったのは利用者の行動パターンの分析を怠り、利用者が嫌悪を主張したジャンルを繰り返し掲載し、さらにBIG SHOTのアレンジを数十回も繰り返しオススメにし、人の嫌がるスパムだけ的確に送信するYouTubeのせいだ！

　ただしかし、音楽のもっとも広いデータを所有するのはYouTubeであり、まず関連性の高い記事を的確に自動で検索するのもYouTubeでしかない。これは大きな苦悩だ。しかも、自分の趣味が共有できるダチもあいにくいない。