『夢』を書き綴る万年筆を握りしめた小説家はパソコンに向き合う。

小説家である主人公はスランプに陥ってしまい、パソコンに向き合っても全く書けなくなってしまいます。
そんな時、正体不明の人物から万年筆が届きました。その万年筆は握るだけで魔術のようにスラスラと文章がかけてしまいます。
まるで自分のものでは無いような感覚を受けながら書いた文章に恐れを抱きながらも、その万年筆によってひとつの作品が出来上がりました。

読みやすいながらも丁寧に描写される主人公の小説家としての葛藤も魅力的ですが、物語の奥に潜む真相は予想外で恐ろしく度肝を抜かれました。
おすすめです!

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