1-4.1話の反省点と老女の正体

1-4.しかたなしの人探し


スーリと王子の出会いが語られます。

あまり回想シーンを増やしたくないので、さらっとすませました。(どのみち、このふたりの場合、出会いは重要じゃありませんしね)


ジェイデンが兵士たちを指揮し、老婆を捜索するシーン。


1-3までの対話だと、ジェイデンがあんまりナンパな男に見えそうなのでw、まじめなとこもあるよという見せ場にしたかったのもあります。


ちなみに、兵士たちはフィリップの私兵です。あとで出てくる騎士たちや、巡察隊とは別もの。ほんらいはジェイデンにも、自分で動かせる兵士たちがついているはずですが、話がはんざつになりそうなので出しませんでした。(土地勘もなさそうですし)まあ、狩猟のときとかにはついていっていると思ってください。


老婆が見つかるのがあんまり早いかな~と思いましたが……


そこは本題ではないので、不自然ではない程度に情報をいれつつ、短めにすませました。展開が早すぎないといいんですけどね。


読み返すと、1-1から場所を変えつつも対話だけでずっと進んできているのが反省点です。もうちょっと動きのあるシーンにしたかったですね。でも、そうなるとこの捜索シーンが長くなっちゃうし。改稿のときはなにかいい案を思いつくといいな。


■老婆の正体


『最初の依頼人が魔女』という話にしたのは、キャラが少なくてすむし、複雑すぎず適度に謎があっていいかなという理由です。スーリとの魔女バトル?も楽しいですし。それと、例の薔薇のくだりを書きたかったからというのもあります。


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