第7話教育論

僕は躾に大変厳しい家に育った。

言うことを聞かないと体罰を受けて、未だに親を恨んでいるが、父が亡くなり母だけになると、いくぶん恨みなんぞは薄れてきたが、頭の中にはある。

僕は教育に体罰は必要ないと考えている。説諭で十分であると。

この前も、学校で悪ふざけするとか、授業中寝ている事、放課後に与えられた課題をしないとか、三者面談の時に言われたらしい。

僕は頭に血が上ったが、事情を聴き説諭した。

だが、息子は泣きながら自分は悪ふざけやっていない、課題はしていると訴える。

だから、ちゃんと本人からも話しを聴かなければ判明しない事実もある。

だから、これからの学校生活をもう少し考える様に指導した。

責められ過ぎると、子供は萎縮して本当の笑顔が消えてしまう。


この僕の教育論は正しいかは分からないが、否定する者もいる。一発、ガツンと体罰を与えないと子供は分からない!と、言うヤツだ!しかし、そいつには子供がいない。じゃ、自分がしっかりしているのか問われれば、飲めば酔ってケンカするし、仕事は転々として、人の子供より自分自身をもう少し考えなければならないだろうバカなのだ。

こんやヤツに言われたくない。

皆さん、体罰は必要ですかね?


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