第3話:ぼくの眼球手術後の生活

 もうレーシック各社が、親の仇かってくらい、バンバンCMをしていたあの頃、

ぼくがまだ20代前半のときにレーシック手術をうけた。


 もちろん、老い老い(一応ダジャレ)老眼になることも聞いたし、

ドライアイがちになるのも聞いたうえでだ。


 それほどまでに、

ぼくにとってメガネからの解放は意味のあるものだった。

あのうざったい鼻の上に乗っかっている物体が、

ぼくにはもう辛抱ならんかったのです(笑)


 やつ(メ〇ネ)とは小学校5年生くらいから付き合っていたが、

落としたら曲がるわ、体育の時間のアクションで吹き飛ぶわ、

枕元に置いて、朝起きたら頭でつぶして曲がっていたり。


 さらに、おしゃれとおもって選んだシルバーフレームの眼鏡は、

光を上手に反射して、顔に常にメガネの影をうつしてくれていたり。


 鼻の頭に汗かいていたら、つるつるすべるし。

ぼくを見事にメガネキャラにしてくれていたし。

勘違いしている人が多いと思うので一応お伝えしておくけど、

メガネキャラがメガネを外しても、目の形は数字の3にはならないよ?


 そんなこんなで、もうフラストレーション爆発寸前 byHO〇EIだった。

いや、まてよ。よくよく考えると爆発寸前ってシモいな。。。失礼。


 ただ手術はめちゃめちゃ怖かった。めんたまに麻酔をして。

おっぴろげた状態のまま、弛緩した状態のまま。めんたま削られるんで。

削られているときに、ぼくに見えていた映像は、

車の中でフロントガラスから土砂降りをみているイメージ。

あれは忘れられないな。

手術時間としては相当みじかかったはずだが、とても長く感じた。


 今、手術から、10年ちょっとたったと思う。

視力は手術後当初がMAXの1.5で。

徐々にさがって、右1.0・左0.7で落ち着いている。

下がるのは、きいていた話なので驚きはしなかった。

ぼくは0.04とかの最強弱視?みたいなカテゴリーに属する最下級戦士だったので。

裸眼でみえる世界はやっぱり良いと思う。


 ただ、ときたま己の制御ができなくて、

ついついスマホみすぎるし、テレビみすぎるしで、

かなり目を酷使している自覚がある。

これ以上さがると車の免許にも響きそうなので控えめにしないとな。


 最近レーシックのCM全然みないな。なんかやばいんかな。

うちは、嫁もレーシッカーだから、二人して見えなくなったら

だれもサポートできない(-_-;)

まぁでも周りでもちょいちょい見かけるし(外見だけじゃわからないけど)、

大丈夫か。


 一番のメリットは、有事の際に、メガネメガネとならずにさっと

逃げられることだと思ってる。有事なんて起こらなければいいんだけどね。


 結局、レーシックについて人に勧めるか?と問われたら、

まぁ手放しで勧めはしないが止めもしない、というところだ。

レーシックについて、気になる点があれば私までご質問ください。

もとい、各レーシック会社にお問い合わせください(笑)

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