第2話:ぼくとヌルサク探求隊

 そもそもぼくのケータイデビューは大学生からだ。

ちと遅咲きだったと思う。

ただね。

知り合いと、たかだかコミュニケーションするために、

月々数千円もとられるのが許せなくて。

お前ら大企業に搾取されとるやないか!と。目を覚ませ!と。


 でも大学生になり、

毎日、学校に行けば会えていた友人たちとも離れ離れに。

ケータイで連絡をしないと繋がれない状況になり、ケータイ購入を決意。

家に電話した時の、相手の親が出る気恥ずかしさといったらさ。

そりゃ個人個人のケータイに、直通できれば気が楽よね。まったくもって便利よ。


 買うときにこだわったのは色。

まわりと違うのがよいから。

黄色とかオレンジとかカラフルに攻めていた。AUのね。カシオとかのね。


 後は値段。

当然コストの観点から、

機種変更ではなく、電話番号が変わってしまう新規購入を選択していた。

電話番号変わると、みんなへ、一斉に変更通知するのは面倒だったけどね。

そう考えると今のMMPって偉大。


 ケータイに関する失敗ってそんなにないけど。

今までケータイをなくしたのは2回。多いか(-_-;)

まじどこいったんだろうな。

きっとべろんべろんに酔っ払った翌日、どこかに置いてきてしまったんだろうな。


 この頃ね、Goog〇epho〇o(わかりづら!)が、あればな。

昔の写真残せておけたのにな。ちょっと残念に思っている。

自業自得なのでしゃーないけど。

今の人たちは便利を享受してはりますなぁ。ウラヤマシス。


 そしてスマホデビューは社会人2年目か、3年目。

CMでそのビジュアルに惹かれ、ヌルサク(死語)を夢見て購入、

そして撃沈。ぜんぜんヌルサクじゃなかった(/_・、)


 そこからカカ〇コムとかでレビューをみて買うっていう習慣がついたんだと思う。

よい勉強になったのかな。そうだと信じたい。


 そしてスマホのテザリングね。これにはお世話になりました。

やっぱりPCのネット代も馬鹿にならないから。

僕が結婚する前まで、実家からもってきていたPCは、

ずーっと。スマホのテザリングでネット接続していた。


 テザリング用のアプリを探したり、そもそもテザリングできるスマホを

購入条件の優先順位にしたり。

ただね。やっぱりDLだったり、読み込みはひかりには叶わなくて。


 ひかり生活に憧れた、そんな日もあった。

その度に「ネット 必要?」とかググったりして心を落ち着かせてきた。

しかしさすがに限界。

PCで税とか、いろいろ申し込みが出来る中、不便さが際立つようになったため、

結婚から1年後、満を持してひかりに接続。

月々のコストはでかい(というかでかすぎる)が、背に腹はかえられぬ。

ただテザリング生活からひかり生活になって、

なんか精神的に自信がついた面もある。(脱DT的なね)


奇しくも今回のコロナ禍で在宅勤務がはじまり露呈したのだが、

まだ家ではテザリングしてる先輩がいることがわかり。


おいおい先輩、ぼくよりもらってるんでしょ?頼むよ!

とまで言わない(言えない)が、そんなテンション。

身長が3センチ伸びましたばりのテンションだ。


ヌルサクってよく考えるとシモいな。。。失礼。

礼を失うとかいて失礼。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る