第24話 勉強会
西嶌が勉強しに家に来る。
だが、今の椎名家は賑やかだ。
何故かだって?
何故かというと……
「ねぇ~え、すーくん。すーくんのお友達くるんでしょ~?」
こういうことだ、
「そうだよー。お友達と勉強するだよーだから邪魔はすんなよー(圧)」
わかりやすく、(圧)をかける。
「え~、どうしようかな~??」
「考える必要なんてないんだよ。」
はぁ~と大きくため息をつく。
だが、僕のため息には耳を傾けない。
「んぅ~、朝からうるさいなぁ~?」
イチが起きて来た。
うるさかったらしい。僕の正じゃない。悪くない。無罪。
「ん…今何時?」
僕は時計を確認する。
「9時半だ」
「ありがと………あ。そういえば、西嶌くんって10時に来るんでしょ。」
「ああ。あ。……9時半」
最低限、散らかっている物を片付ける。
そして、大事なのは………アリスのことだ。
ってことで、エマにアリスを取り押さえるように言った。エマは「はい!任せて」と言ってくれた。
なんだかんだで、時間になった。
ピンポーン
►►►
「お邪魔しま~す、クンクン──美女の家の匂いか……」
「イチ狙いか?あ?」
「いや、なんでもないです。」
なんか、勉強するって話だったはずなんだけどな~?
ドスンドスン!!!!
「うぉ、賑やかだな…」
「あ~もう。アリスか。後でしばいたろ」
「アリス?」
「ん、あ。すまん忘れてくれ」
「覚えとこぉ~と」
めんどくさいことにならなければいいんだけど……。
そして、僕と西嶌は勉強を始めた。
意外と時間の流れてが速く、2時間は直ぐだった。
「あーー!疲れたわ…」
身体を伸ばしながら西嶌は言う。
「ほんじゃ、ゲームしようぜ」
「ゲームゲームやった!……じゃなくては?」
「ほら、見て」
西嶌は鞄から立派なゲーム機を出して見せた。
ドスン!!
「あ~!アリス!!だめっ!」
と、エマの声が聞こえた。
んわ~、やったわ~。
「え~と、椎名。今の声ッ───」
ドンッ!!!
扉が開いた。
「すーくん!2時間経った!」
「わぁーたから、ちょっと待て。」
「あわわわ。すみません!すみません!」
エマ が頭を下げる。
「いや、エマは悪くないよ!」
「ほ、本当ですか?……でも。」
「2時間も取り押さえてくれたなら、もうありがたいよ!お陰で勉強もで来たし」
「じゃあ!えーと頭を撫でてもらってもいいですか?」
「え?なぜ??」
「スイさん?」
ピカピカして可愛い目で見てくる。
「はいよ。」
エマの頭を撫でる。
エマの表情はどんどん柔らかくなっていき、溶けたようにその場に横になった。
そういえば西嶌は?とふと思い、西嶌を見る。すると、怪訝な顔でこちら見ていた。
「おい、おい!」
「どうした?西嶌?」
西嶌は小声で言った。
「あの金髪の人、紹介してよ。お願い。絶対に落とす。」
「え?西嶌ってエマ好きなの?」
「ち、ちげーよ」
わかりやすい表情の西嶌をみて笑う僕だった。
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久しぶりのあとがきです。
※読まなくてもいいよ!
自分は佐々木朗希選手のサインを持っています。
そして、ついこの前。
佐々木朗希選手が完全試合を達成しました。
おめでとうございます。
自分は思いました、将来的に金に困ったら最終的にこれだな。と
いつのまにか、汚い心になっていました。
どうでもいいですね。
投稿頻度が下がる見込みです。
スミマセン!ゴメンナサイ。
理由は学業に専念するためです。
★や♡などで評価してもらえると嬉いです。
誤字脱字等ありましたら、ご報告ください。
読んで頂きありがとうございます。
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