第18話 瑠璃さんとデート?

 瑠璃さんとお出掛けをしている。

 僕たちは今お台場にいる。


 ──ってか、ヴィーナスフォートからダイバーシティまで思ったより距離が長いな~~


「水くんどうしたの?」


 僕の疲れた顔を見て言った。


「ちょっと疲れたかな……やっぱり瑠璃さんは体力あるね……すごいね」

「そう!体力に自信はあるっ!……で、そこのベンチに座っておしゃべりしよ!」

「ありがとうございます。」


 僕たちは近くにあったベンチに腰を掛ける。


「ねぇねぇ見て!」と瑠璃さんはユニコーンガン○ムに指をさす。


「ユニコーンだね」

「知ってるの?」

「うん。まぁ、親の影響かな?」

「やったぁ!趣味同じだね!」

「そうだね」


 瑠璃さんは、足をバタバタして喜んでいる。


「なんのMSモビルスーツが好き?」と瑠璃さんが聞いた。


 ──…………迷うな…。普通に迷ってる。…キュベレイも好きだし、ガンダムだったらΞクスィーも好きだし。


 すると、瑠璃さんが「私はストライクルージュかな」

「SEED好きなの?」

「好きだよぉ~!でも、00ダブルオーのほうが好きかな?」

「僕も00好きだよ!」


 驚いた顔で瑠璃さんが推しを聞いてきた。


「推しはやっぱり刹那かな…」

「私も!やっぱり宮野真守さんがイケボすぎるっ!」


 という、オタク話が続いた。


 ※


 10分程休憩したので、ユニコーンをみてからダイバーシティに行く。


「時間も丁度いいね。」と 瑠璃さんが言った。


 ──なんの話だ?


「なにが?」

「お楽しみに!」

「は?」


 瑠璃さんは僕の手を引っ張り軽く走る。


「瑠璃さん!?」

「いこ~!ほら、転ばないように気をつけてね!」

「だったら、歩いてくださいよ!」


 僕の意見は瑠璃さんの耳には届ない。


「おっきいねぇ!水くん!」

「奈良の大仏くらいの大きさらしいよ」

「そうなんだ!」


 と、なんだかんだで面白がってくれた。


 ※


 ガン○ムベースに行くかと思ったら瑠璃さんはなぜかラウン○ワンに僕を連れた。


「あっスイ兄さん!」

「スイにぃ。」

「スイ~!」

「もてもて、お兄さんだな椎名」


 そこには、イチ、フタ、ミツそして西嶌がいた。


「こ、これは?瑠璃さん?」


 僕は瑠璃さんに問いかける。

 瑠璃さんは人差し指を頬に当てて言う。

「遊ぶならみんなで遊んだほうが楽しいかなって!」

「そうだけどね…」


 ──なんか、思ってたのと違う……


「姫之川先輩なにやりますか?」

 と、フタが聞く。

「んーー。みんでボウリングやらない?」

 と、瑠璃さんが言う。

「「さんせー!!」」

 と、フタ・ミツが言う。


 僕が椅子に座っていると西嶌が缶コーヒーをくれた。


「ありがと……てか、うま。」

「だろ、150円」


「はい」と150円を返す。


「2人ともーボウリングしよー!」とイチが僕たちに言った。


 ──ボウリングできるかな?



 ────────────────────


 この話ではガン○ムネタを思いっきりだしてしまった事をお詫び申し上げます。どうか、ご了承ください。


 ☆や♡で評価してもらえるととてもありがたいです!


 誤字脱字や解読不可な文がありましたらご報告お願いいたします。

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