第9話
「じゃあ許します」
「歌織~ありがとう・・・」と抱きつかれた。
それから卒業までの日々は楓花ちゃんやクラスのみんなと楽しく過ごした。
そして楓花ちゃんは卒業してから岡山県に引越し私達は別れた。
それから私達は時々メールで近況を報告し合ったりし、数年が過ぎた。
高校3年の夏から突然楓花ちゃんと連絡がつかなくなった。
メールを送ってもエラーになり送れなくなった。
ちゃんと住所や電話番号を聞くべきだったとすごく後悔した。
そして楓花ちゃんと連絡が途絶えたまま月日は流れ私は26歳になった。
4年前に私は結婚をし3歳になる娘がいる。
娘が公園行きたいと言うので私達家族は近所の公園に行く事に・・・。
「ママ~だいすき❤」
「
「そこにパパは入れてくれないのか?希望」
「パパもだいすき~❤」
「パパも希望の事大好きだ~」
「ママ、パパのぞみ すなあそびしてくるね~」
「ママとパパはここにいるからね」
「うんわかった~」
「ねぇいっしょにあそぼう?」
「うん。いいよ~私のぞみ、よろしくね」
「のぞみちゃん、私まりえ よろしくね」
「希望~」
「あっママ~」
「一緒に遊んでるの?」
「うん。まりえちゃんだよ」
「まりえちゃん。希望と仲良くしてあげてね」
「うん。まりえ、のぞみちゃんだいすき」
「ふふっまりえちゃんありがとうね」
「まりえ~」
「ママ~」
「ここにいたのね・・・急にいなくなるとビックリするでしょ!」
「ごめんなさいママ」
「あら?もしかして歌織ちゃん?」
え?なんで、まりえちゃんのママが私の名前知ってるの?
そしてまりえちゃんのママを見た。
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