第8話


「ねぇ歌織~早く死んでよ」


「有紗こんな事続けてて楽しいの?人をいじめて何が楽しいわけ?」


「は?楽しいに決まってるじゃん何言ってんの?」


「もう私有紗のことなんて怖くなんてないから!そんな事ばっかりしてると有紗・・・自分に全部返ってくるから、気をつけて。有紗だけじゃなく私をいじめてた、あんた達もね」


「は?わけわかんない事言わないでよ!ねぇみんなムカつくから歌織殴っていいよ」


「前からずっと言おうと思ってたんだけど、有紗あんた一人じゃ何もできないよね?みんなに、命令ばっかりしてるだけで」


「なっ!急にどうしたのよ?」


「本当くだらない。いじめなんてやめようよみんな・・・。華井さん今までごめんね。謝っても許されない事してきたよね・・・」


「華井さんごめんね・・・」


みんなが私に謝ってくれた。


「歌織ちゃんごめんなさい・・・」


「なっちゃん・・・」


「みんな、もういいよ。今までの事許します。これからよろしくね」


「華井さんありがとう。こちらこそよろしくね」



「有紗は?」


「ごめん・・・」


「全然聞こえないなぁ」


「歌織ごめんなさい。許して下さい」と有紗は大泣きで私にすがってきた。


「有紗二度といじめなんてしないって私に誓ってくれる?もちろん私以外の人にもしちゃ駄目だよ。誓える?」


「うん。もう二度としません」


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