第16話 始まる進路相談
「先生ってどんな人?」・「先生ってどんな人だった?」と聞くと。
大抵の方は「嫌な思い出」・「とても良い思い出」・「悩み相談」などの思い出が蘇るのではないでしょうか?
その中でも「悩み相談」と言われれば「進路相談」というくらい密接な関係であり、なおかつ、重要項目の一つです。生徒にとっても先生にとっても。
今話から「進路相談」についての内容に入っていきます。
中々ディープな内容ですので、反感を買うかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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真奈美です!
文化祭も終え、いよいよ秋を迎えます。生徒たちも「進路」を真剣に考える時期が来ました。
担任「文化祭お疲れさまでした。各自役割を果たしていて、とても良い文化祭だったと思います。さて、文化祭が終わったということでいよいよ「進路」についてあなた方は真剣に取り組まなければいけません。担当の先生を割り振りましたので、その先生に今日中に挨拶に行くように。」
クラス「えー進路かぁ。考えたくないなぁ・・・」
クラス「ゲッ。この先生が担当かよ。」
クラス中か担任の先生の話を聞き、進路に関してうなだれている。
改めて言うが、このクラスのレベルは高くない。知的レベルも低い。しかし、進路に関してまで愚痴が出るとは思わなかった。
私(高校の進路って難しいよね。漠然とでもいいから「やりたいこと」を見つけないと苦しいと思う。)
私は女子生徒3人・男子生徒1人の担当だった。女子生徒の中に1人。男子生徒の1人は、「救いようのない奴」なのでどうしたものか。
昼休みになり私の担当の生徒が挨拶に来た。
ここからは女子生徒A・B・C。男子生徒と名付けていく。
女子生徒A「真奈美先生。本日から進路相談よろしくお願いします。」
女子生徒B・C「お願いしますー」
男子生徒「おなしゃあーす」
私「はい。よろしくお願いします。私が進路相談するうえで大事にしていることが一つあります。それは、最終的には『あなた』が決めることです。大丈夫ですか?」
女子生徒C「うん。だいじょうぶー」
私「では、早速1枚目の用紙を渡しますね。」
その要旨は、「第1希望~第3希望」と記されたものであり、簡易的な理由も明記しなければいけないものだった。
私「そこに今のところでいいですので、『自分が考えている学校』・『就職先』を書いてきてください。学力や金銭的な面は今は考えなくてよいです。」
女子生徒A「いつまでに持ってくればよろしいですか?」
私「来週の金曜日までにします。もし書けないようであれば質問に来てもよいですし、友人と相談するのもよいと思います。ただし、最終的には『あなた』自身が決めてくださいね。」
男子生徒「はーい。」
私「ほかに質問はありませんか?」
女子生徒C「だいじょぶー」
では、解散。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~進路相談に関しては、かなり深堀していこうかなと考えています。
まぁ私の性格上「介入することは悪」だと考えていますので、意にそぐわない対応だ!とおっしゃる方もおられると思いますが。そこはご贔屓に。
連休明けの火曜日。いやーめんどうですね。
真奈美でしたぁー
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