第14話 恒例なの?

文化祭当日ということで


各クラスで店舗・中庭で出店・中庭ステージで各種催し物をする。


みたいな感じです。


当日どうぞ!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

当日9時までに最終準備を終わらせ、中庭で合同朝礼を行うところから文化祭が始まる。


校長「お日柄も良く、集まった保護者の方には常日頃から~と思います。」


私(ボー)


教頭「では、校長先生そろそろ開会の挨拶を」


校長「あぁそうですね。では~」


私(昭和かよ笑)


校長「文化祭開幕です!存分に楽しみ学んでください!」


こうして文化祭が始まった。




私が注目したのは、何より「私自身だ」


実は1ヶ月前、文化祭運営委員でこんな話しがあった。

委員「先生方で何か催し物などございませんか?」


先生方「・・・・」


先生の誰か「まぁ毎年初任の先生は自己紹介がてら芸をしていますので、初任のお3方。お願いできませんか?」


私「・・・・・え?」


私(えーーーーーーーー)


私を含め初任の先生は3人いる。お二人は何というか。「とても真面目」な先生方なので、この無茶ぶりにどう対応するのか気になるが・・・


同期(男)「あ、わかりました。芸ですよね?何でも良いのですか?」


先生の誰か「何でも大丈夫です。去年なんか『合気道』を披露した先生もおられましたね。」


先生の中で嘲笑が出る。


私(この強制する感じ古くねーか。こんな風習が未だにあるのか)


同期(女)「わかりました。」


先生の誰か「真奈美先生もよろしいですか?」


私「やらなければいけないのですか?」


先生の誰か「そういうわけではないですが・・・他のお二人がやってくださるので・・・」


私「・・・わかりました。」



はい。ということで文化祭当日の今に至る。「私自身」に1番注目していた。


私が用意した持ち物。それは「カラオケ」だ。


私(カラオケ好きだし、催し物というより一曲ただで歌えるという感覚で楽しも)



中庭では出店の食品を買う生徒や保護者、ダンスなどの催し物も行われ、窓から顔を出し校舎内から見学している生徒もいる。


私「へーこんな感じなんだねー」


そんな独り言を呟きボケーッと突っ立ていた。


時計を確認し、もうそろそろだとわかる。




司会の生徒「では!ここで!今年から某高校に来られた先生をご紹介します!」


司会の生徒「まず!同期(男)先生ですー!」


同期(男)先生は私と同い年だ。顔も普通にかっこよい。生徒から人気がある先生だ。


中庭生徒「同期(男)先生ー!なにするのー!」


私(いや、この後出にくいわ・・・)


同期(男)「えーと今年から赴任してきました。~です。自己紹介として僕は『学生時代の恋愛経験』についてお話ししたいと思います。」


中庭生徒「おおおおおおお!聞きたい!」


私(場をつかむのがうまいなぁー。はぁーどうなることやら)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~はい。次話はこの続きになるので、よろしくお願い致します!


まぁ文化祭なのでね。そこまで「先生ってこんなこと考えてるのか!」っていう場面は無いのですが、全国共通の行事ごとといことで見ていただけたら幸いです。


真奈美でした!

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