第8話 グループワークでよくあるやつ

中間テスト後のお話になります!

徐々に私にも慣れてきて「舐めてくる」態度を生徒が取り始める感じです。


まぁ私は「怒らない」ので、舐められるのは当然かなと。


あ、「怒れない」のではないのでね♡


それではどうぞ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

テスト返しが終わり、当校では「文化祭・運動会」についての活動準備がなされるようだ。


私は初任なので全体の流れがわからず、基本的には廊下の掃除や荷物運びを監督する役だ。


まぁその行事ごとも今から1ヶ月後というのに・・・


中間テストが終わったことで浮かれている生徒らがそこにいた。


私「中間テストが終わり一段落ついたと思います。1ヶ月後には楽しい行事も待ち受けていますね。その行事を心置きなく楽しむためにもONとOFFを切り替えるようにお願いします。」


そう冒頭に付け加え、いつも通り授業を進める。今日は「グループワーク」を取り入れた方が面白いだろうと考え、私は4~5人の班になるよう指示した。


私「それでは今からA4の紙一枚とマッキーを一ケースずつ配布します。」


4~5人の班にそれぞれ配っていく。この時点で教室がざわざわとおしゃべり状態だった。


私「では今からやることを説明しますね。まずA4の紙に~」


私(静かに聞いてなくていいのかなぁ。今日中に出来なければ成績下げるだけだけど。)


私はいちいち「静かにしてください」とは言わない。「聞く」「聞かない」の判断も生徒に任せているという考えだからだ。



案の定、おしゃべりしていた人は

「今なんの時間?」「え?なにすんの?」「マッキーでタワーを作ろうぜ」「寝よ」


という風にバラバラだった。


しかし、次の私の発言で生徒の表情が変わった。

私「今から5分ほど経過したら、班の代表者に順番に発表してもらいますので、代表者を決めておいてくださいね。」


ざわざわ


「誰やる~」「お前やれよ」「何発表すればいいかわからん」


など、愚痴が入り乱れる。


私(まぁ話聞いてなかったの自分だからね。二度は言わないよ♡)


デブな男子生徒「せんせ~なに発表するんすか?」


私「さっき言いましたよ?」


近くの女子生徒「~について発表するんだよ!デブくん!」


私(お前(デブ)はそうやって、今後も助けられながら生きていくんだろうなぁ。ま、私には関係ないけど。)



そんなことを考えていると時間が来た。


渋々ながらも各々の代表が前に出てくる。その中で一つの班だけ代表が出てこなかった。


その班は4人グループで一人は爆睡。二人はタワーを作っていて、一人女子生徒がポツンとしていたグループだった。


私「E班。代表者は?」


私(生徒同士で決めさせよう)


E班「シーン」


私「何を発表するかはわかりますか?」


E班(タワーを作っていた二人)「わかりませ~ん」


私「~について発表してもらいます。他の班も待っていますので代表者を決めてください。」


E班「シーン」


私(救いようのねぇ奴ら)


私「では、他の班の発表を聞いて意見を固めておいてください。最後に発表してもらいますので。」


E班「シーン」


私(さて、最後にどうなるやら楽しみだこと♡)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~はい。今回はここまでです!


優しい先生ならどうするんですかね?「発表を免除する」のですかね?


私は「全て自己責任」の考えなのでこのような対応をとりました。

ちょっといじわるでしたかね笑


私の話し方が悪い。私の対応は失礼だ。

と仰る方もおられるでしょう。


私に言わせれば、「学ぶ気が無い奴に教える必要はない」と思いますのでね~すいません。


真・奈・美・で・し・た・♡   ←悪魔かな?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る