第3話 恒例の自己紹介
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第0回職員会議が終わり、それから。
入学式、始業式、新任式と順番に終了し、いよいよ生徒と教室でご対面です。
私は「副担任」という立場でした。
初めて会う生徒の前で、緊張・・・しませんでした。
はい。全く緊張しませんでしたね。
ガラッと教室に入って、担任の先生に紹介され、早速自己紹介。
私「先月まで大学生をしておりました。真奈美と申します。本日から2年4組の副担任をします。よろしくお願いいします。」
生徒「パチパチパチ」
まぁこんなもんです。自己紹介なんて。
内心では、
私(あーもっと面白いこと言えばよかったかぁ)
と感じていました。(笑)
そのとき、教室の端のほうでこんな声が聞こえてきました。
イケイケな男子生徒「若くね。先生いくつだろ」
ぼさぼさな男子生徒「さぁ?また若い先生来たな」
そうなんです。この学校若い先生多いんですよ。
私「ち・な・みにいくつに見えますか?」
イケイケな男子生徒「27?」
私(こいつまじで**すぞ。先月まで大学生してたって言ったろ)
可愛げある女子生徒「大学生してたって言ったじゃん(笑)」
イケイケな男子生徒「あーそうか。ってことは、え?いくつ」
私(あーバカね。はいはい。)
私「23の歳になるので、年齢的には結構みなさんと近いかな。よろしくお願いします。」
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はい。初日はこんな感じで終了です。次から授業に入っていきますが、例えば、
「先生って彼氏いるの?」
「ここの問題わかんない(白紙のプリント)」
「・・・(ずっと黙っている子)」
など、色々な姿が学校では見られますよね。その時に思っていることを吐露していくので、よろしくお願いします。
あ、最後に、先生といっても一人の人間です。
「同じ人間なんて一人もいません。」ので、そこはご注意を。あくまで私が思っていることですからね。
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