南海の蠱毒(4)海賊王の憂鬱

 目の前に置かれた料理を見て、龍一は眉をひそめた。錯覚かと思って数え直したが、やはり一品多い。料理を置いて踵を返そうとした給仕の娘に呼びかけた。「なあ、気を悪くしないでほしいんだが。こちらの皿は頼んでいないよ」

「おごりよ。私からの」

「え……」

 聞き返そうとした瞬間、娘は足早に厨房へ駆け込んでしまった。照れているらしい。おまけに厨房から顔だけ覗かせた女主人が(言うまでもなく、彼女の母親である)万事心得たと言わんばかりの笑顔でウィンクしてきたので、龍一は二の句が告げなくなった。

「君も隅に置けないねえ、リュウ」イカ墨ライスを口に運んでいたアレクセイが笑う。よしてくれよ、と思う。そう言えばこの食堂へ来るまでに、何だか道ゆく島民たちの視線がやけに好意的だと思っていたが、どうやら気のせいではなかったようだ。正直、居心地が悪くて仕方ない。

「今の娘、どう考えてもお前にぞっこんだったぜ。腰が抜けるまでやりまくったらどうだ? 向こうも喜ぶだろ」

「よしてくれよ……」向かいでチキンライスをぐちゃぐちゃ噛んでいるザジまで言い始めたので、龍一はとうとう肩を落としてしまった。ザジの傍らではあのペックとかいう大男が黙々とコーヒーを飲んでいる。彼の分の食事は既に平らげたらしい。

「……それにしてもリュウ、本当に戦利品はいらないのか?」

「いいんだ。金が欲しくないとまでは言わないけど、今の俺たちには換金のしようがないからな」

 貨物船を完全に制圧した後、目の前に山と積まれた金塊や貴金属などの「戦利品」を前にしても、龍一とアレクセイはほろ苦い笑みを浮かべずにはいられなかった。これだけの稼ぎがあっても、今の彼らは追手が来れば全てを捨てて逃げるしかないのだ。

「ま、金はいくらあっても困らないどころか、全然足りてないからな……ガキどもに金を渡さなきゃいけないんだ。俺の子じゃないけどな」

「へえ?」

 ザジの話によれば、海賊や島民の子供たちを一つところに集めて面倒を見ている保育所のような場所があるらしい。例の〈奔流〉はそのための資金稼ぎも兼ねているとのことだった。

 すごいじゃないか、とこれにはアレクセイも感銘を受けたようだった。「他人の子供の面倒を見るなんて、なかなかできることじゃないだろうに」

「他に身寄りがないからな……今じゃもう、ここが俺のさ。腐れファシスト国家になったハイチなんかに戻りたくねえし」ザジの口元が笑おうとして歪んだ。「俺のお袋も、かみさんも、子供も、家と一緒に灰になっちまったよ」

 何かを言おうとした龍一に、ザジは首を振った。「いいんだ。俺が言いたくて言ったことだからな。……そら、お迎えが来たぜ」

 店のドアが開き、ダニーの黒い顔が龍一たちを認めてすぐに破顔した。「やっぱりここだったか。来いよ、二人とも。お望み通りに〈黒王子〉への面会が叶うぞ」


 表へ出ると、驚いたことに一台のリムジンが停車していた。さすがに艶やかだったろうボディは埃でくすみ、あちこちにへこみこそできているが、間違いなくリムジンだ。瀬川夏姫の付き人、確か滝川と言ったか、彼の乗り回していたリムジンを思い出してしまった。

「乗っていいのか?」

「当然さ。今回の大会のMVPだからな。まさか〈黒王子〉との謁見まで土足で歩かせるわけにはいくまいよ」

 遠慮せず乗れ、とダニーは二人を促す。もちろん否応はない。

 龍一とアレクセイとダニー、三人の男が乗ってもまだ広い車内に入るとたちまちエアコンが南国の熱気と湿気を一掃した。やや肌寒いくらいだ。

 やってくれ、とダニーが顔馴染みらしい運転手に告げると、彼は頷いて発進させた。「何か飲むか? ビール、ワイン、ラム酒にウォッカ、何でもあるぞ。謁見前にへべれけになられても困るが」

「気を遣わないでくれ。俺もアレクも、大事な話の前には飲まないでな」

「さすがだ」笑ったダニーは、しかしすぐに表情を改めた。「俺は〈黒王子〉直属の部下ってわけでもないから、本来ならこうしてお前らを出迎える必要もない。それでも俺があえてこの役を買って出たのは、俺から個人的に頼みたいことがあるからだ」

「もしかしてこの前の〈奔流〉に関係がある話かい」

「鋭いな」ダニーは苦笑する。「お察しの通りだ。どうも最近、妙なことが続く。なるほど〈黒王子〉だって神様じゃない。思わぬミスや読み間違いもあるだろう。だがそれにしてもおかしなことが立て続けだ──俺はむしろあの〈奔流〉の件は、表沙汰になった一部に過ぎないと勘繰っている」

「情報漏洩が起きてるってのか」

「俺はもっと悪いことを考えている。〈黒王子〉本人が悪意を持って、この『祭り』をぶち壊しにしてるんじゃないかってことだ」

 軽々しく口にするような話題ではない。アレクセイは「いいのかい」とだけ言う。彼の目配せの方向からして、運転手のことだろう。

「こいつは信頼できる。俺が何を話そうと、誰にも言わない」

「なら、それをどうして俺たちに?」

「俺は〈黒王子〉に色々と恩があるし、尊敬はしているが、部下じゃない。だからまあ、こうして斜に構えたことも言えるわけだ。他の奴らはそうはいかん──仕事を失くし、まともな財産も持てずこの島に流れ着いた……あるいは法を破って命からがら逃げてきた……ここにいるのはそんな奴らばかりだ。〈黒王子〉に疑いを挟んだら、もうこの島にはいられない」

 あれを見てみろ、とダニーは顎をしゃくる。そちらに目を向けた龍一は絶句した。

 街路樹から吊るされた人体が数体ほどゆらゆらと揺れていた。強烈なカリブの太陽に照らされて黒々と見えるそれは、まだ息絶えてから間もなかった。

「……見せしめか」

「多少素行の悪い奴らではあったが、〈奔流〉の情報を掴んで流せるなんて芸当はできやしない。どういうわけか〈黒王子〉はこの件を早いとこ片付けたがっているようでな。……考えても見ろ、無線通信とセキュリティさえ突破すればあとは略奪の仕放題と思っていた貨物船コンテナから〈ゴルゴン〉が出てきたんだぞ。貴金属の代わりに屑鉄を掴まされるのとはわけが違う。ろくな資源も特産物もないこの島で〈奔流〉は唯一のだからな。その信頼性が揺らげば、まあ、どう考えたって楽しくはならないさ」

「僕たちにそれを探れ、と。見返りは?」

「ない……だが、俺の頼めそうな相手はお前らくらいしか思いつかん」

「いざという時に、この島を出られるよう手配してほしい。それで手を打とう」

「お安い御用だ」


「……いいのかい? あんな安請け合いをして」

「他に答えようがなかったからな。それに〈黒王子〉がどこまで信用できるかわからない以上、保険をかけとくってのは悪くない」

「理屈は通っているね、一応は……」

 リムジンから降り、二人はますます強くなる陽光の元を歩く。〈黒王子〉の殿までは一直線だから迷わないだろう、というのがダニーの説明だった。

「……あれが〈黒王子〉の邸宅か?」

「……たぶんね」

 錆びた貨物用コンテナを積み上げ、うず高い金属の山となったそのてっぺんにクルーザーを鎮座させた異様な建築物を「邸宅」と言えればの話だが。

「家というより蟻塚だな……」

「良いか悪いかはともかく、強烈なセンスは感じるね」

 なるほど、並の豪邸よりはよっぽど印象的ではある。たとえそれがハイチ=ドミニカ連邦の正規軍にかかれば一蹴される程度の防備であったとしても──周囲にはこれ見よがしにAKをぶら下げた海賊たちが見張りに立ち、コンテナの幾つかは銃眼から機関銃の銃口を覗かせていたが、それだけだ。同業の海賊や警察の手入れに対応できれば充分と割り切っているのかも知れない。

「お前ら、〈黒王子〉の客だな?」二人に目を止め、見張りたちが近寄ってきた。「話は聞いている。そこの昇降用エレベーターから上がれ。あの人の部屋がどこかは一目でわかるから、余計な寄り道はするなよ」

 一目でわかる、と言った見張りの言葉は正しかった。後から無理やり設置されたらしい貨物搬入用のエレベーターで最上部まで上がり、コンテナを強引にくり抜いて作った通路の先にあったのは、あのクルーザーの船室キャビンのドアだった。ここは〈黒王子〉の居城と同時に〈海賊の楽園〉を作る第一歩となった、輝かしい記念碑でもあるわけだ。

 ノックすると思ったよりは穏やかな声で「入れ」とだけ返答があった。綺麗な英語だ。

 かなり重い船室のドアは力を入れないと開けられなかった(これも侵入者対策用なのではないかと、龍一は密かに勘繰った)。室内に足を踏み入れると、船室の窓からブラインド越しに下界を見下ろしている中年の白人男が目に入った。龍一と大差ない、アロハに短パン姿だ。

 エドワード・〈黒王子〉コスティガンはその場で龍一とアレクセイをしげしげと眺めた。蓬髪と、左目を隠した眼帯と、カリブの陽光に焼けた荒れ気味の肌の下から、かつてそうであっただろう、痩せたインテリの顔が一瞬見えた気がした。

「楽にしてくれ。お前らは今回の大会の功労者だ」思ったよりずっと気さくな態度でエドワードは二人に椅子を示した。「おかしな敬語も使わんでいいからな。お前らの過去がどうだろうと、この島にいる限りそれは問わない」

 いささか高級すぎて落ち着かないソファに──たぶんこれも分捕り品だろう──龍一は腰を下ろした。アレクセイも隣に座る。

「先日の〈奔流〉での活躍は聞いて……いや、実際にいる。素晴らしい戦いぶりだった。お前たちが身体を張ってくれなかったら、犠牲者は倍近く増えていただろう。強制参加でないとは言え、遺族への見舞い金も馬鹿にはならんからな」

「やれることをやっただけだ。褒められるほどのものでもない」

「謙遜だな。命なんざ惜しくねえと豪語する輩は掃いて捨てるほどいるが、実際にそれができる奴はそうそういやしない。涙の一筋も流してくれない殺戮機械相手ならなおさらだ」そこで彼は声をひそめた。「……それにしても、生半可な手品でどうにかできるもんでもない。一体どんな手を使ったんだ? 精巧な小型爆弾か、それとももっと他のガジェットか?」

「……そのへんの説明は省略させてもらえるかな。俺もどう説明していいのかわからないところがある」言葉を選びつつ龍一は答える。実際、そうとしか言いようがない。

「企業秘密ってわけか……まあいいだろう。慎重な奴は俺も嫌いじゃない」エドワードの荒れた口元が笑みに歪んだ。好意的なものではあったが、かえって居心地が悪くなる。「もう聞いているだろうが、〈奔流〉の功労者には可能な限りその望みを叶えなきゃならん。でないと大会そのものが成り立たないからな。何が欲しい?」

 ダニーからの頼み事も気にはなるが、まずはこの島にやってきた目的を果たすのが先だった。少し息を吸い込み、龍一はそれを口にする。「〈白狼〉に会わせてほしい」

 沈黙。

「……先刻ご承知ではないのですか?」アレクセイが言う。口調は静かだったが、謀れば殺す、と続けてもおかしくない調子だ。「既に市場の方でさんざん聞き込みをした後ですし、あなたの御耳にも届いているのでは?」

 エドワードはケースから一本の葉巻を取り出した。先端をカッターで切り、火口に火をつける。独特の香りが室内に立ち込める。

「……だったら余計な手間を取らせたな」煙がその表情を曖昧なものにする。「〈白狼〉は死んだ」

 さすがの龍一も一瞬絶句した──だが「はいそうですか」では済まないのも確かだった。ここへ来るまでに何回死にかけたと思っているんだ?

「あなたを疑うわけではないが、何か証明できるものはあるのか」

「おいおい、これは刑事の取り調べか何かか? 疑う気満々じゃないか」エドワードは笑ったが、龍一の顔を見てすぐ真顔に戻った。「奴は生まれつき現代医学じゃ治療不可能な難病を患っていてな、死に際も俺が看取った。島民も俺の部下も〈白狼〉はまだ生きている、と信じて疑っていないが……まあ、伝説のハッカー様だったんだ、その程度のがあってもいいだろう。二目と見られない腐った死体になりましたじゃ伝説もへったくれもない」

 そこまで話して、エドワードはわざとらしくソファに深々ともたれかかった。これ以上この話題について話す気力は失せた、と言わんばかりに。「あいつの死に際の言葉で、墓の位置は明かせないが……それを明かしたところで、今の様子だとお前らは信じるか? 国際指名手配中のごろつきと、世界最高ランクの殺し屋にして最後の〈ヒュプノス〉。二人揃って、俺を拷問にでもかけるか?」

 龍一は黙った。龍一たちがどう凄んだところで、〈黒王子〉含めてこの島の全員を敵に回すだけでしかない。主導権はエドワードの側にある──少なくとも、今は。

「そうだ、これはまだ他言無用に願いたいんだが……俺は近々〈奔流〉を再開したいと思っている」

「こんな時期にですか?」

「こんな時期にだよ。考えても見ろ、働き盛りの男手ばかりを一度に何十人も失ったんだぞ。喪に服すのも結構だが、葬式代だって海から流れてくるわけじゃないんだ。幸い、ダークネットからの評判は上々だ。あんなならまた起こしてくれたって構わない、そう思っている奴も多いだろう」

 腹の冷える言葉だった。

「今度はもっとでかいターゲットを設定している。穴埋めの意味でもな。お前らが参加するってんなら、最優先で枠を用意するぞ」

「それについては考えさせてください」下衆野郎が、と付け加えたくなるのを龍一は堪えなければならなかった。隣のアレクセイも潮時だと判断したらしい。

「お時間を割いていただき、感謝いたします。……行こう、龍一」


「結局〈白狼〉についても、ダニーからの頼まれごとについても、半端なままだったな……」

「苦労の割に報われない結果だったね……」

 ダニーは車で送ると言ってくれたが、龍一もアレクセイも礼を言って断った。歩きながらでも今後のことを考えたかったからだ。

「〈黒王子〉なら何か知っていると思ったけど、考えが甘かったかな……」

 そうおいそれと教えてもくれないだろうとは思ったが、それにしても砂を噛んだような徒労感は否めなかった。

「そうだ……君には言わなかったけど、僕なりにいろいろ調べてみたんだ」

「まさか〈黒王子〉の寝ぐらに忍び込んでみた、なんて言わないだろうな? いくら何でも軽はずみすぎるだろう」

「それこそまさか、さ。彼は見た目以上に用心深い男だ。〈白狼〉につながる手がかりを枕元に置いておくようなお人好しでもないだろう……代わりに、面白いものを見つけたよ」

 アレクセイは一枚の紙片を龍一の掌に押しつけた。「そのまま読んでくれ。尾けられている可能性がある」

 龍一は紙片を広げ、眉根を寄せた。「何だこれ?」

「この島の各世帯ごとの電力消費量さ。どの家の側にもある小型の発電機が見えるだろう? この島を訪れた時から気にはなっていたんだ。まともな発電所もデータセンターもないのに、この島では電力に不自由した様子はまるでないし、当たり前のように皆がスマホを弄っている。手品にしても、それが気になってね」

「何か調べ回っているのは知っていたが、一軒一軒聞き込みをしていたのか。電気会社の調査員でもないのによくやれたな……」

 アレクセイは苦笑。「この暑さでなかなか骨が折れたけどね。……でも、その甲斐はあった。発電機が産む電力には限りがあるから電力を大量に食う地域があれば、当然、他の地域は割りを食って電気が足りなくなる。そのため大都会の電力グリッドでは自動的にそれを補正し、電力量の多い地域へ最優先で大電力を供給しながらも停電に至らない程度には他の地域へ回す電力を調整する。ところでだ、この島にそんなものがあると思うかい? 中央政府の支配から外れ、盗んだ燃料で回すなけなしの発電機しかない島に」

「海を越えてアメリカの電力会社がスマートメーターを売りに来るとも思えないしな。ありえない光景だってのはわかった。それで?」

「調べ回っているうちに僕は、この島の電気系統が僕の知っている何かに良く似ていると思った。何だと思う?」

「さっぱりわからん。なぞなぞは苦手なんだ、もったいぶらず話してくれ」

「〈〉だよ。不気味なほど似ているんだ、無数の兄弟たちが世界中で構成している……構成していた、人格共有ネットワークに」

 龍一はアレクセイの顔を見た。傾きかけた陽の中で、彼の顔は明らかに青ざめていた。考えすぎじゃないのか、と茶化す気を失くすほどに。

「とにかく、僕らが見ているこの島の繁栄は、この島の抱えた秘密のごく一部に過ぎないんだ」

 ふむ、と龍一は首を捻った。意味ありげな話ではあるが、それが〈白狼〉とどうつながるのかはさっぱりだった。

「何にせよ、帰ったら作戦会議だな……」最悪の場合、この島に来たことが無駄足になるかも知れないが……それについて考えるには疲れすぎていた。

 ホテルへ帰ってきた二人を出迎えたのは、あのウェイ支配人だった。「おかえりなさいませ。お二人に伝言が届いております」

「俺たちに?」さっぱり心当たりがない。アレクセイも同様のようだ。

 こちらを、と支配人がビロードを敷いたトレイに入れて差し出されたものを見て、龍一は危うく息を詰まらせるところだった──プラチナと思われる金属板に彫り込まれたのは、牙を剥いて咆哮する狼の横顔だった。

「〈白狼〉様からのものです」絶句している二人の前で、支配人はいつも通りの済ました笑顔を浮かべている。「あのお方はお二人が島に入られて以来、その動向を逐一ご覧になっておられました。お都合さえよければ、すぐにでも地下でお会いしたいとのことです」

「ちょっと待った。今、『地下』って言ったか?」

「ええ。〈白狼〉様は当ホテルの地下でお待ちです。どうぞ、こちらへ」

 龍一は笑い出した──実際、笑うしかなかった。「こいつはひどい。俺たちは〈白狼〉の上で寝起きしながら、血眼で〈白狼〉を探し回ってたわけか!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る