『殺戮に至る病』を読み、自分も叙述トリック書きてえ、と思った時期がありその時書いた話。本作で叙述トリックをするか、それとも新作でやるかと悩んだ時、主人公の精神が入れ替わっており過去と記憶を共有していないという設定が時間的叙述トリックをするのに好都合だと感じて本作で書くことにした。今回は英語タイトルの話はすべてヒロイン目線となっており、中学時代の話となっています。

毎度お馴染み小説家になろうさんで書いた話を載せた形になるが、なろうで載せた時は厳しい意見が多かった。今になって考えると、一気読み出来る書籍と定期更新になるWeb小説であれば、後者の方が展開を追いづらく、いきなり叙述トリックかまされても困惑するのは当然だと気付かされた。

叙述トリック、叙述トリックもどきをWeb小説でするなら一話で完結させるべし。その辺の経験を踏襲したラストにしたのが『成人式の日、幼馴染が婚約したことを知る。』になる。まだ読んでない人は是非こっちも読んでね。なんなら★とブクマもよろしく。カクヨムコン最後の一週間。追い込みどころですね。

章タイトルに外伝と書いたのは、叩かれるのにビビってあくまで本筋じゃないですよ（震え声）と強調するための一手。ヒロインとの恋模様より、鈴木くんの過去の補強にベクトルが向いてるし許して。

次回から2年生編を更新していきます。が、ここからは未完となっているので頑張って更新しないとね。