第17話 勇者になろう!⑦
「いきなりどうしたんだよ? 集まるのは明日のはずだろ? ダスティン」
ダスティンとアランの2人は貧民街を出て、何処かへ向かって行った。彼らは早歩きで、焦ったような感じで話をしていた。
「前に言ったクリスと会う日が早まった。今日、今すぐに来てくれとの事だ。…………クリスの住んでいるマンションは、ここから近い。歩いて行けばすぐに着く」
「え!? おいおい、まじかよ。早く言えよ!? 心の準備が…………」
「いや、平気だ。…………そんな大した話はしない。仕事について少し説明される程度だ」
「…………いや、それが緊張するんだよ!?」
「ふっ、まぁ……落ち着けって。とりあえずついて来い」
――こうしてアランは、ダスティンの後を追うような感じでクリスという男の住む家へと向かうのだった。
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