第3話 転移③

 ――――周りは、眩しくて何も見えない位まばゆい光の中で、新井信の魂は、何処かへ向かって行っていた。


「…………やったぞ」

 そんな中、彼の魂は次なる人生への期待と喜びでワクワクが抑えられずにいた。


「やったぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 さっきは魂を実体化させていたから体を動かす事が出来たが、今は実体化が解除され魂だけの剥き出しの状態であるが故にガッツポーズなどはできないが、彼の魂は今ごうごうと燃え盛っていた。



「へっへっへっ…………待っていろよ異世界! 金髪美少女エルフ! 憧れのギルド! 魔法と冒険と戦いと、ハーレムのスローライフ! 今行くぜェェェェェェェェ!!」


 ――――そして、とうとう彼の剥き出しの魂は、目的地に到着するのだった。



「ヒィィィィィィィやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

 

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