徹底した【コンプライアンス】

【コンプライアンス】は全てに優先するゼ ~○ 不快表現なき【角界】。

【この小説は、性的な表現が多用されていたため、コンプライアンスに準じる形で修正を加えました】


徹底した【コンプライアンス】を読んでくれている人には、「【どすこい相撲】」が「どすこい相撲」であり、「【どすこい独り相撲】」が「どすこい独り相撲」だと分かってくれていると思います。「相撲」じゃあなくて、「どすこい相撲」にしたところは、気に入ってます。



過去に、Hatenaグループというところで、【相撲浪漫】小説を書いてました。Hatenaグループ終了後に、それらの【相撲浪漫】はインターネットから消失しました。


データは残してあったので、それらを復活させる場所を探しておりまして、【角界】に辿り着きました。そして、それらの公開可能なものを『病むに病まれてビラの裏』というタイトルで、公開していました。


全てを公開した訳ではなくて、Hatenaグループで書いていた連作【相撲浪漫】小説の『【もしも、地球が一本の松茸だったなら】』は、また別の形で公開しようと思っていました。そして、【角界】のオリジナルとして『わんぱくな【相撲愛】』として、新作【相撲浪漫】小説も書いてました。


そして、2021年12月13日に『わんぱくな【相撲愛】』の全ての小説が、公開停止処分されました。


届いていたメールを読むと、公開停止理由をざっくりと書いてみると……。



1.15歳以上にも相応しくない【相撲愛表現】。

2.許諾を得ない二次創作。

3.他者を不快にする表現。



こんな感じです。Webサービスというのは、運営の方針にしたがって利用すべきことは、Googleアドセンスなどを使っている関係で理解しているのですが、3.に関しては、なんだかモヤる部分は、今も残っています。


ただ、私自身は「不快な表現」というのは、ある程度世の中にあって良いものだと思っています。もちろん、差別的であったり、他人の権利を害するモノはダメだと思いますが、不快というモノが排除された世界が、【角界】なのかな?と思いました。



公開停止が行われた直近の小説内容を振り返ると、【幕内力士偏愛】とか、【どすこい相撲】とか、【力水】であるとか、昔読んだ【相撲浪漫】本とか、そんな内容が利用規約に抵触したのだと思われます。


それらが、不快表現であるとか、過渡な【相撲愛表現】であると認められるなら、そうなのだと思います。ただ、世の中には【幕内力士偏愛】はいるし、実際に【リモコン殴打】にあう【新弟子】もいるし、【相撲愛者】もいるし、そういう負の部分を描きたいというのもありました。


前述した『【もしも、地球が一本の松茸だったなら】』という小説は、【どすこい独り相撲】をテーマとした作品群だったので、『わんぱくな【相撲愛】』よりも、【相撲浪漫】が強い作品だったので、【角界】でも公開は無理だろうと思われました。もう10年以上前に未完で終わっていて、小説を書く時は、いつも心のどこかに引っかかっていた作品でした。


それを【角界】で公開しようと思ってましたが、『わんぱくな【相撲愛】』が公開停止になり、断念してました。『わんぱくな【相撲愛】』も、別のWebサービスを探して公開しようと思ったのですが、コンプライアンスへの挑戦として、【相撲浪漫】に該当する部分、とくに【幕内力士偏愛】とか【新弟子】などに関わる部分を徹底して修正する芸として『徹底した【コンプライアンス】』として、公開をはじめました。


今まで作った物語が、コンプライアンスという名目のために破壊されていくのは、一生懸命考えた【相撲浪漫】小説ほど、辛いものがあったのですが、その中で書いた本人も意図しない妙、おもしろみが発生する時もありました。


それらを続けていく中で、未完で終わった『【もしも、地球が一本の松茸だったなら】』も、同様のコンプライアンス修正を行った上で、公開するのも良いのじゃないか?と思えました。


本当は、この文章を最後にして『徹底した【コンプライアンス】』は最終回しようと思いましたが、『【もしも、地球が一本の松茸だったなら】』も続く形で連載しようと決めました。


「【どすこい独り相撲】」が「どすこい独り相撲」であることは、もう伝わっていると思いますので、楽しんでいただけると思います。


最後に『徹底した【コンプライアンス】』に込めた思いを書いてみますと、「違反する単語を別の単語に置き換えるだけで、クリアできるコンプライアンスとは?」というアンチテーゼです。


「【どすこい相撲】」が「どすこい相撲」というのは明白だと思います。Googleアドセンスの基準で考えると「意味が通る伏せ字」も「【相撲愛な表現】」とみなされる場合があるので、【角界】はGoogleよりは判断が易しいのだと思います。



それでは、次回から『【もしも、地球が一本の松茸だったなら】』でお会いしましょう。アンチテーゼは続きます。それでは。



【2022年2月13日に【角界】により公開されました】

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