【改稿】話題の美少女JK作家が、なぜか俺(の小説)を大好きと言ってくる
金時める
【改稿版】第一部(作中時間:2021年秋〜)
1. いきなりの出会い
【○○県から高校生作家が誕生 最年少受賞の喜び語る】
県内の高校に在学する
中学生の頃から小説投稿サイトで腕を磨き、三度目の公募挑戦にして栄冠を手にした。諦めかけたこともあったが、投稿サイト時代の出来事が勇気をくれたと語る。新型ウイルス禍での休校も創作に向き合う好機となった。今後は親戚を頼って上京し、大学進学と作家としての活動に備えるという。
受賞作『オルフェウスの楽園』は、数奇な運命に翻弄され、敵味方に分かれながらも、人類種の存亡をかけて戦う若者達の生き様を描いた一作。「私にはこの話しか書けない」と謙遜しながらも、「私の全てを詰め込んだ作品。多くの人に手にとってもらえたら幸せ」と語った。同作は草薙レギオン文庫より今秋刊行予定。
文芸部顧問の中山真由美教諭(40)の話=「部員一人の文芸部ですが、彼女はいつも目を輝かせ、ひたむきに創作に打ち込んでいました。その努力と才能が世に評価されたことを誇りに思います。転校はさみしいですが、東京での成功を祈っています」
(○○県民日報 2021年6月14日の文化面より)
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