第23話
「いやぁ、よくぞ! しかし、分かっておると思うが、このことはサウス王国の国王に報告させてもらうぞ?」
あぁ……ヒキガエルの声が聞こえる。いや、ヒキガエルならクワックワッか……
「いえ、彼の者はイスト帝国のものではありません。どうかお慈悲を」
ブラコンの声も聞こえる。いや、ブラコンなら……あ、普通に話すのか。
ブラコンに対して、ヒキガエルが怒りの声をあげる。
「そういうわけにもいかんぞ! ここはイスト帝国、そのことが重要なるぞ!」
こいつ、よくここまでクズになれるもんだな……
すると、頭のすぐ上から騎士団員たちの声が聞こえた。間違いなく、頭の上からだ。
「にしても、流石は隊長だよなぁ、あの丈夫な男を跡形もなく消すんだから」
「いやぁ、ほんとすげぇよ……って、あれ? こんなところに鍋蓋なんてあったか?」
俺のことを踏んだ騎士団の一人がヨロけながら言う。
そう、今の俺は誰がどう見てもただの鍋蓋なのだ。爆発すると分かった瞬間に鍋蓋になり、爆風に上手く乗ってここまで逃げてきたのだ。
いやぁ、流石に危なかった……鍋蓋じゃなかったらおしっこちびってたぞ……ってか、付属とか言うな!
かなりのローアングルから第三騎士団を見上げて考える。
正直言えば、もうこいつらとは戦いたくない……特にガレットとかいう美人とジョニーとは本当に遠慮したいところだ。
でも、ここでアンたちの邪魔をさせるわけにはいかないんでねぇ……
俺はこのままふて寝したい気持ちを抑えて、無音のまま決意する。
あと一踏ん張り……するしかないか
そのためにも俺は渋々人になることにする
……っと、その前にスキルがちょっと変わったから試してみるかな!
ステータスを見ると、巨大壁とあったところが、巨大壁(改)に変わっていたのだ。どう改まったのか気になるところではある。
俺は鍋蓋のまま騎士団にバレないようにスキル【巨大壁】を起動する。
するとそこに、以前となんら変わらない透明な壁が完成された。
うーん……形、大きさともに変化なしか……
この巨大壁は、普通の人には見えないが、俺の目には薄っすらと見えるのだ。
厚みはどうだ?
そう思って厚さを見ようとするが、鍋蓋の体では横から見ることができない。
あぁ、鍋蓋だから移動して確認できないな……
困った……
と思ったその時だ、少し巨大壁がブレたように見えた。
……あれ? 今確かに動いたよな?
もしかして……俺は改めてその巨大壁に動けと念じてみる。
すると……
……フワァァアン
その要望に合わせて、確かに不可視の壁、巨大壁は動いたのだった。
左右の動き。回転、自由自在である。
なるほど、これまでは巨大壁は固定だったのに、(改)になったことで自由に動くことが可能になったのか……
それを見た俺は、その無限の可能性に、ある考えが浮かんだ。
これは……使える!
俺はその考えを実行すべく、すぐさまスキルを行使した。
「【進化】人間んん!!」
あたり一帯をまばゆい光が包み込む。流石俺!! めっちゃ輝いてるぜ!
そこにいた、兵士や、騎士団……たくさんの視線が俺に注がれるのが分かる。
「な、なんぞこの光は!?」
ラグダの野郎も驚いているようだ。
そして……そんな視線の集中する光の収まった場所には
……死んだはずの男が仁王立ちして『浮いて』いた。
その男……つまりは俺は、左手で自らの額を抑え、右手で持った刀を敵兵に向けて言い放った。
「フッハッハッ!! そこに悲しむ女子がいる限り!! 俺は必ず蘇る!!」
そんな、王子様のようなことを囁くが……俺に向ける目は、誰もお姫様のごとくキラキラしてはいなかった。
むしろ、死んでから復活したゾンビを初めて見るように、驚いた顔をしている。
「「「「「はぁ…………?」」」」」
騎士団と兵士が声を揃えて驚くのも無理はない。木っ端微塵になったはずの男が光とともに現れて、しかもあろうことか、神のように浮いているのだから。
あっけらかんとしている人を放置して、俺は展開した【巨大壁】を騒ぎの中心に進める。
すると、それに従って俺の体も動き出す。
当たり前だ、俺は今巨大壁に乗っているのだから。
その上で、仁王立ちをしながらハキハキと言葉を紡ぐ。
「いいか、貴様ら……お前たちは勘違いしている!! 俺は死なん!!」
みんなの視線が集まる中、俺は騒ぎの中心に着くと、地面に着地した。【巨大壁】はスキルであり、ずっと使っていては体力を消費するのだ。
しかし、敵にそんな弱点は見せられないと、俺は荒くなる息を抑えて、強がる。
すぐにスキル【レザークラフト】を発動し、衣服を身に纏う。
「それでもいいなら……かかってこい!!」
ここまで見せれば、俺の異常さに、誰も本当にかかってきやしないだろう……
そんなずる賢い考えのもとの発言だったのだが……
その時、本当にかかってきた奴がいた。
ガレットとかいう女騎士だ。
彼女は一瞬で俺のもとまで来ると、その剣を振り払った。
キーーンッッ
鉄と鉄の触れ合う音が響き渡る。
ガレットの剣を、すかさず前に構えた俺の刀が弾き返したのだ。
ガレットの攻撃は、多少無鉄砲な戦い方にはなるが、防げないこともない。
理由は簡単、急所を狙われない限りは俺なら耐えられるからだ。
急所以外への攻撃を受けた時は、あえて受けてこちらが攻め手に回るのだ。
これでも一度は首に直撃した攻撃に耐えている。今回はかなり体力を奪われていたから吹き飛ばされたが、次はそう簡単にいかせるつもりはない。
その後も続く攻防……時々周りから魔術の雨が降ってきたが、それは敢えて受けて、ガレットの攻撃を防ぐことに専念する。
こいつはなんで親の仇みたいに俺を殺したがるんだ?
ガレットは鋭く目を尖らせ、決してその目を反らさない。しかし、その気の強そうな姿も、より美人を際立たせていた。
「くそっ! 死なんのだろ? ならいいじゃないか!!切らせ、ろっつ!!」
「嫌だ、よ!! お前は、なんで、そんなにっ……俺のことを?」
互いの刃がぶつかり合う。この攻防にラグダの兵士は入れないでいた。ここで近接戦闘者が増えるのは勘弁してほしいからな……助かった。
「隊長の、邪魔をする、お前が……嫌い、だからだ!!」
その瞬間、ガレットの攻撃が一段階強くなったのを感じる。
……なっ!
俺の刀が後方に飛ばされた。
俺の握力の問題なのだろう……が、このままじゃマズイ!!
俺は思い切りガレットの懐に飛び込み、間合いの内側に入る。
そのまま足をかけ、俺が覆いかぶさるように地面に倒した。
両手を抑え、動きを封じる。
側からみれば、綺麗な女性に馬乗りになる変態のように映っているだろう。
「はぁ、はぁ、はぁ……あんな、ブラコンの、どこがいんだか……」
限界も近かった体が、これ以上動きたくないと訴えてくる。
「くそっ! 離れろ!!」
ガレットが俺の股の下から逃れようともがくが、俺も一応は男だ。この体勢では有利である……いや、ありたい!!
だが……
「くっ……」
ダメだ!! ガレット、強い!!
俺は抑えていた手を振りほどかれた。
このままではまた斬り飛ばされる……流石にまたあれをやられて、意識を保ってられる自信が……ない。
俺はぎゅっと目を瞑る。
そして、女の子に押し負けて、いよいよ三回目となるガレットの強烈な一撃をお見舞いされようとしたその時……
「皆さん!! 止まってください!!!!」
館の上の方から我らが女神の声が聞こえた。
声のした方に目をやると、三階の窓からこちらを見て叫ぶアンがいた。
「あいつ、ツノ見えてるな」
大使館内でも戦ったのか、帽子が無くなりそのツノが丸見えになっている。
ふぅ……ようやくか……
そう思うと、どっと気が抜けた。今更になって体の節々が悲鳴を上げている。
ドサリッ……
俺はガレットの上から左に倒れるようにして降りる。今はこのまま寝てしまいたい気分だ。しかし、ここは最後まで見届ける義務があるだろう。
地面に寝そべる俺の耳に、アンの声が響く。
「私たちは、今日そこにいる人たちに攫われそうになりました!! そこで、このラグダの悪行について知ったんです! この男とその家臣はこのイーストシティで娘を攫っていると!!」
アンの言葉に逃げ出そうとしたラグダの兵士が第三騎士団によって取り押さえられている。
「そこで、その攫われた娘たちを救出しようと、私たちはこの大使館に侵入したのです!!」
「何をデタラメを言ってるぞ!? そんなの全て嘘に決まっているぞ! 騎士団、許してやるからあいつを捕らえるぞ!!」
ラグダのいつになく慌てた声が耳に心地いい。ざまぁみろってんだよ……
ジョニーはあくまでラグダの言うことは聞こえないフリをしている。
「いえ! その噂は本当でした!! 事実として、ここに攫われたという娘たちが十数人います!!」
その言葉と同時に、鎖で手を繋がれた可愛らしい女の子が窓から顔を覗かせた。
「ふぅ……」
これで、この男も終わったな……それにウェスト王国もこの責任をどう果たすつもりなのか
考えてみてから、一言呟く。
「そんなこと、俺にとっちゃどうでもいい話か……」
その言葉とともに、仰向けに転がった。そして、右腕を額の上にのせ汗を拭う。
そういえば、服もボロボロだ……またレザージャケット作らないとな……
その時だ。
何か大きなものが地面に落ちる音が聞こえた、ラグダだ。
ラグダが膝から崩れ落ち、頭を抱えていた。それを見たラグダの兵士たちも武器を落とし始め、全員がジョニーの拘束魔術によってお縄につく。
それと同時に、少し遠くで歓声が起こった。
寝転びながらそちらに顔を向けると、騒ぎを聞きつけてか、たくさんの民衆が集まっていたのだ。
「「ありがとぉおおおお!!!!」」
「英雄様ぁああ!!!!」
「半魔族バンザイ!!」
あ、あの果物屋の太眉おっちゃんもいるじゃないか……にしても、これでアンもついに本物の英雄様だな……
そうしてみんなの目線が上に……アンの方に向いている時、明らかに俺に声をかけてくる声に気づいた。
「はぁ……もう、何してるんっすか? シルドーの兄貴。とりあえず脇役の兄貴はここから撤退して治療するっすよ」
なんだ……モブCか
「なんでここに自警団がいるんだよ……まぁいいや、おぶってくれ」
仕方ないといったようにため息をついたモブCは俺を担ぎながら言った。
「兄貴ならやらかしかねないと思って団長を呼びに言ってたんっすよ……この活躍を見た団長、アンちゃんを『自警団の副団長』に任命するって言ってたっすよ?」
そうか……ジャニーもこの一件を見てたのか
こうして俺を連れたモブCは、そんなお祭り騒ぎに背を向けて宿屋に向かうのだった。
そのおぶられている後ろ姿は、英雄とは思えないほどしょぼかった。
「……さま。ドーさま! 大丈夫ですか!?」
なんだ……? なぜか身体中が痛いんだよ……もうちょっとだけ寝かしてくれよ……
「マスター、起きないとマスターの性癖について、自警団のなんとかっすに教えますよ?」
え……それってモブCのことだよな!? あの余計なことしか言わない!!
「それはやめろぉおお!!……お?」
一瞬で眠りから覚め、体を起こすと、目の前には目に涙をためたアンと、相変わらず無表情なイチジクがいた。
ってか、いってぇえええ!!
身体中がヒリヒリ? チクチク? とりあえず痛みを訴えかけてくる。
しかし、女の子の前で恥ずかしい真似はできないと、俺は強がってみせる。
「……あぁ、二人ともお疲れさん」
「お疲れさんじゃありません!! 何してるんですか!? ラグダ兵だけじゃなくて、騎士団とも戦うなんて……」
いやぁ……俺だって戦いたくて戦ったわけじゃないんだが……なんて言い訳できるわけがない。
アンは心配して言ってくれているのだ。
「悪い悪い、それで、あの後どうなったんだ?」
申し訳ないが、今はそのことが最重要だ。
俺の質問にイチジクが答えてくれる。
「はい、マスターが自警団に連れられていった後、ラグダたちはとりあえず王城に連行され、傷ついていた娘たちは医療機関へ……私たちは……民衆にもみくちゃにされながらここまでたどり着きました」
……ってことは!?
俺はここが宿屋であることを認識して、すぐに窓から外を眺める。日が完全に沈んだそこには予想通り沢山の民衆が溢れかえっていた。
「おい! イチジク!! こうなることを考えなかったのか!?」
イチジクはどんな時だって最適解を出す。こんなことになれば、この宿屋の人とか、俺とかが困るとは明白だっただろうに……
「はい、私ではそこまで気づけませんでした」
マジか……あのイチジクが珍しい。
その時、部屋にアンのはっきりとした声が発せられた。
外からは民衆のザワザワという声が聞こえてくる。
「シルドー様?……シルドー様はあの歓声を受ける権利があるのです! いつも人のことばかりで気づかないのかも知れませんが、それを受けようとしないことで、悲しく思う人もいるんことも知っておいてください」
アンの真剣な声に、窓からそちらに目を向けた。
そこでは、立ったまま、いつもニコニコしているアンが、真面目な顔をして俺に諭していた。
なんだ? アンのやつ、そんなしょうもないことを考えていたのか?
今回のこの民衆の歓声も……恐らく、ルビィドラゴン討伐の報酬の件も、アンは俺に助かった人々からの感謝をしっかりと受け取らせようとしてきたのか。
俺のことなんか放っておけばいいのに、アンはいちいち考えを回していてくれたのだ。
とたんにアンが愛おしくなってきて、思わず、目の前にあったアンの髪を撫でる。
指の間を流れる髪は、一本一本がサラサラしていて絹糸のようだった。
「ごほん、ごほん、ごほごほ、ごほん」
ビクリッとして手を引っ込める。
はっ!! 俺はなんてことを……
わざとらしい咳をしたイチジクの方を見ると、澄まし顔で目を閉じていた。
危ない危ない……もう少しでヘイトの隣の牢獄に入れられるところだった。
その時だ。
ゴンゴン、ゴンゴン
扉を叩く音が聞こえた。
なるほど、イチジクが咳をしたのはこの存在に気づいて俺に知らせてくれるためだろう……え、そうだよね?
すると、イチジクもさすがに誰かは分からないのか、そのドアの前まで行き、誰か確認した。
「誰だったんだ?」
「自警団長です」
ジャニーか? あぁ、そういえば副団長の話が出ていたな……
扉が開くと、いつもの元気な声が聞こえてきた。
「お前たちとはまたすぐにこうやって会う気がしてたからな!! さよならは言わなかったが……って、その嬢ちゃんオートマタか!?」
いちいち大声が傷に響く。
それに、イチジクは簡潔に答える。
「はい、私はイチジクと申します」
この二人、完全に性格対照的だよな……まぜるな危険な感じがする。
そんなことを考えながらも、俺は一歩アンから離れて、ジャニーの方を向いた。
「それで? ジャニーは何しに来たんだ? こっちはかなり疲れてるんだ、要件は早めに頼む」
「そうか! すまんすまん!! 実はな? 今回用ってのはアン殿へのものだ」
やはり、副団長の件なのだろうか?
「実はな! アン殿に会いたいという人が来ているんだ!!」
……ん? 会いたい人? アンの方を見ても心当たりがないのか、キョトンとしている。
ジャニーはそう言うと、扉のそばまで歩いていった。
そして、扉を開くと、部屋の外からお婆さんと小さな子供を連れてくる。
シワの入った顔と、曲がった腰……かなり歳はいっているようだが、その体からは生命の力があふれていた。
隣にいる少年は、そんなお婆さんの手をギュッと握りしめ、こちらに歩いてくる。
誰だ……? 助けた娘のうちの一人か? 見たところ男の子のようだが……
アンは顔を見ても誰か分からないのか、オロオロしていた。
「えっとぉ……人違いではありませんか?」
アンが困った表情でその二人に問いかける。そりゃあ、知らない人がいきなり訪ねてきたらそれを疑うのが妥当だろう。
しかし、本人曰く違うようだ。
その老婆が、何本か抜けた歯を見せて笑ったのだ。
「いんや、人違いじゃないよ、アンちゃん……」
その声を聞いたとたん、アンから涙が止めどなく溢れた。
なんだ? もしかして、このおばあさんがアンの母親?
……いや、にしては歳をとりすぎている。
俺の隣で、泣きながらアンが口を開く。
「も、もしかして……牢屋で隣にいた、おばあちゃんですか?」
「そうさ」
なるほど、ずっと苦しかったアンを声だけで支えてくれる存在がいたといっていたな……
確か、半魔族の孫を返してもらおうとして捕まったとかいう。
老婆は微笑むと、少年と繋いだ手をこちらに見せてきた。
「アンちゃん……いや、英雄様、ありがとう。あなたのおかげで今こうして孫と一緒にいれるよ! ほんとうに……ありがとう」
よく見ると隣の男の子は、悪魔っぽい尻尾を生やしていた。
なるほど、半魔族か……
この子も尻尾のせいで苦労してきたんだろうな……
「えっと……その、英雄様、ありがとう」
人見知りなのだろうか、少年はおばあちゃんの後ろに体を隠しながら顔だけ覗かせて感謝を述べてくる。
それに対して、アンは涙ながらに口を開いた。
「私は何もしていません……ただ、私の存在があなたたちを救えたのなら、それは私の幸せでもあります」
微笑みながらそう述べるアンは、本当に尊かった。輝いているように見えたのは、俺だけではないだろう。
それから、ありったけの感謝を伝えると、おばあちゃんと半魔族の男の子は帰っていった。
部屋を出て行くときに、半魔族の少年が、こちらに向かって手を振っていたのは印象的だった。
一連のことを見ていた俺は、心底思う。
もう、アンは大丈夫みたいだな……俺がいなくてもすでに変われてるし、これから先俺がいる必要性もないのだろう……と。
「マスター、そろそろ言うべきときかと」
イチジクが耳打ちで俺に知らせてくれる。
そうだな……昨日、あの宴の時、俺とジャニーが話し合った結論を今こそ話すべきだろう。幸い、当事者は全員揃っている。
「アン、ちょっと真面目な話がある」
俺の雰囲気の違いに気づいたのか、アンはいつになく真剣な面持ちで俺に向き合った。
「な、なんでしょうか? シルドー様」
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