終着点

『ハァ、出来ましたよ、終わりました、準備してが、あとは、

勝手にやっといて下さい』




「ッ魔力を練れ、純度を上げろ純粋な魔力の塊を、

そして、システムコンソールから抜き出した情報の全てを処理し続け、

インプットしたこの世界の情報全てを魔力と合わせろ!!

ありとあらゆる全ての空間に魔力を行き渡らせる!!

世界を支配しろ!!いまッ此処に有る全てのものは俺のものだと!!

クッそしたら、どれだけ小さくても良い、自分の、自分だけの世界を、作れ、

出来たら固めるッこの世界の全てが詰まった小さな物体を!!

一つの結晶にしろッ、、、

でき…た、のか?この、結晶は、ハッハハッハハハッハーハッハッハッハッハッ…………

……………………


その頃の春は、体全体がズタボロになり脳は焼き切れ魔力は暴走しかけ、

全身の血管から所々出血が確認できた、

そして春は、世界の保管、もといスキル化に成功したが、

彼を祝うものはなにもなかった、それはまさしく無に等しいものだった

それもその筈なぜなら春は先程の事で世界の全てを今手にしている

小さな輝きを放つ薄く青白い結晶に込めたのだから、

命も、全部何もかも、、、



普通の人間ならそこに居ただけで発狂して、可笑しくなるのだが、

春には問題がなかった、それもひとえに今回の事で更に神に近づいたからと言えるだろう




「さっきまであったものは何も無い、後戻りはしてはいけない、




その瞬間何もないと思われた虚構の一部が大きく裂けた

そしてその縦横十メートルは有るだろうと思われる裂け目からは、

もっと巨大な何かの一部、いや、眼球が此方の方を不思議そうに覗いていた


「ハァ〜お前か、ここの門番は気持ち悪いな、俺は帰らないといけないんだよ」


「※※※※ ※※※※ ※※」


「ウッセェよ、お前邪魔だ、どけ」


ガキンッ


神速で振われた不可視の斬撃は一見春のことを切り裂いたと思われたのだが

きっちりと春はガードしていたがその事に番人?が気付くのは

春が斬撃を弾き接近して来た時だった




「そうか、それがお前の意見か、ならまぁ尊重はするよ、受け入れはしないけど」


「※※※※※ッ!?」」


「カグツチ『流星万火(りゅうせいばんか」


「※※※※ッ、」


「目眩しに決まったんだろ、

『死炎禍殺(しえんかさつ』殺戮の炎に呑まれて死ね」


「※※※?」


「痛み分けだ、チッ強力な力には代償が付き物だからな」


「※※※※※!!、」


「『火焰(かえん』ってのは中途半端な奴が言うことなんだよ」


ヒュンッ


音速を軽く超える速さで迫る炎は常人には視認する事すら出来ないものなのだが

ここに居るの者は何方も常人ではない、

それ故簡単に避けられてしまうが炎は宙に舞う存在そのものを燃料とする事で

次々と炎を分散加速させて行き門番に迫った


「『7つの封印』開廷 一つ、炎之蟲、封印を解く」


春が封印を解くと言い放った瞬間蟲が何かを行った


蟲は七つおりそれぞれ見た目が違っていた、特に顕著なのは

7つそれぞれ目の数が 1.2.3.4.5.6.7と、違うところである


その時おそらく炎浪と思わしきものが出てきたその姿は普通ではなく、

黒炎で形成されており、その闇は、どこまでも暗く禍々しいものであった

そしてその炎浪は『怒り』、と呟いていた


そしてその上に立っている者は先ほどと同じように黒炎でできた矢を持ち、同じく黒炎の装衣を纏っておりどこか魔王のような邪悪なオーラを醸し出しており、

大いなる勝利を求め番人に向けて4体の狼と向かっていった


「※※※ッ!?※※、?」


番人は困惑した、

何故なら向かってきた者達はさして強くもなく弱くもない、 

何の苦もなく相手をする事ができたからだ

だが、

それも次の相手の動きにより直す事となった


「二つ」


春がそう呟くと、

今度は二つ目の蟲が何かをした、

その影響かはたまた、だがそんな事はどうでも良い、

蟲が何かをすると、

先程までいた者達に加え、

今度は真っ赤に染まった灼熱の炎に包まれた

四つ足の何処か馬に思えなくも無い者が、

現れ、この者も何かをした


その影響か、自分の意思が門の守護から目の前の敵の殺戮に塗り替えられるような、

不快な感覚を覚えたが、

自分の体からとてつも無く大きな力が湧いて来るのを感じた、


そしてまた春が何かを呟いた


「三つ」


何かを数えているようだが関係ない、「こいつを殺す」そう思い、

的 敵に向かい全速力で走ろうとしたがその前に三つ目の蟲が何かをし、

また何かを出現させた様であった


そこからは1回目と同じく暗く禍々しい炎を纏った馬?に見える様な者であった、そしてその馬?は確かに『怒り』と言っていた

そしてその者の後ろに乗っている者は、はかりを持っていた、

その者を見ると不思議と自分の価値について真剣に考えてていた

そして、体の中から違和感を覚えた、これは、心臓が潰されていたのだ、それを見ていた鬼はいった


「お前に俺以上の価値は無い」


たしかにそう言っていた


「※※※※※ッ!!」


「生きる価値の無いものは、死ぬしかない、俺とお前、どちらに価値があるか、

そんなのは今のこの状況でわかるだろ?」


「※※※※※※、、、」


「消えろ、お前はもう、未来永劫、輪廻転生に還る事はない」


「※※※※ッ!、!?ッ!!」


春の「消えろ」という言葉を後に番人は虚無の渦に巻き込まれて消えていった、

おそらく、番人は本能で気づいたのであろう殺されるのではない、

消されるのだと、自身の全てを否定されると、そう、

番人はその言葉通り消えていったのだった




「ッ、ガハッ終わった、、な、閉ッ、廷、、、(か、はっ本当に、笑わせてくれる

本当は、ここまで使うつもりはなかったんだがな、)」


「(7つの封印、アレは最後の切り札の内の一つだ、アレを使えば、

多分どんな場面でもどんな奴でも最後まで発動出来たら勝ち確定の初見殺しで、

絶対勝利のチーター技、アレはやばい、今回も、たった3回で、三年は、

寿命が縮んだ、強く、ならないとな、)」


「ふぅ、開門」


「ッそうだ箱庭ボックスガーデン


『遂行 時空別特殊空間を形成』

























《《ただいま、いや帰って来てやったぜ、異世界ってやつに、

もうこれ以上、誰も失わない為に》》









————————————————————


皆さん、久しぶり、又は初めまして、ですね

徒堕月 世廻です


いやぁ〜長かった、

まさかここまで長く書くことになるなんて、

でも、これで、

テキトーに今名付けますが異世界幻想編が終わりました!!


よかったよかった、今日が二月の八なので、約一ヶ月と十日の期限切れですね、


えッ?なに言ったんだって、そりゃ、投稿日ですよ自分で十二月の最後までに終わらせるぞ!!って言ったのに、ねぇ〜


でも、本当に嬉しいです、はじめての完結済み作品ということで、

なんか個人的にはモチベーションアップなんですよね、

それにこの作品、何故か現代ファンタジーで約四百位にまでなっているんですよね、日刊ですが、

そうゆう評価もモチベになりますし、

なので、出来れば★や、ブックマークいいねなどあとフォロー、

よろしくお願いしたいです、


それはそうと、これですね、次の話は全話が一気に見れるやつなので、

気にしなくて良いです、最初の前書き読んでない人はですが


まぁんで、この作品って、何度も言いますが、

『伝説の鬼人種になった異世界人の冒険談』

の、サブストーリー

になっているんですね、基本的にこれからも地球が関わるものは、

サブストーリーっていう形でやらせてもらいます、

因みに本編には全く関係ないです、


こうやって違うの書いてるうちに本編のストーリー構成をド忘れしていくんですが、、、

ハハハッ、

まぁそんな事も置いておいて、最後に出てきた『箱庭(ボックスガーデン)』については他の方法で後々取得します、

あっ因みにスキルの作り方は同じです、

ただアレはスキル創造などがない場合のゴリ押しですがね、それと、

『7つの封印』については普通に使えます、ちゃんと春の最後の切り札的存在です


ではでは、最後に宣伝を少しさせて下さい、


先ほどもいましたが、これはあくまでも、本編の中のサブストーリーです、

なので是非、此方の作品が気に入ってくださった方がいらっしゃれば、

下にURLを貼っておきますので、

是非是非見ていってくださると嬉しいです

では、これにて、バイッ




『伝説の鬼人種になった異世界人の冒険談』


https://kakuyomu.jp/works/16816700429309929405



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異世界行ってきたけど帰ってきた転生者達のクラス旅行 ナメコ2世 @lTolpdbqloTl

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