私と結婚してください

「ミーナ様私と結婚をしてください」


何故こいなってしまったのだろう。私はただ…


時を遡ること10分



「私はグラン帝国、第二王女ククリ。いざ尋常に参る、覚悟!」


それを言い終わると、私目掛けて剣を振り下ろしてきたのだった


『ママに攻撃なんて許さないなのッッ』


私が攻撃を防御する前に、ファフが最大の防御は攻撃だ。と言わんばかりの極大の神炎を頭上に現れた



それ少しいやかなりやばくない?大丈夫かなファフの一撃って普通の人間では、耐えきれない気がする…


『ファフ流石に不味いよ。今すぐそれ止めて』

『嫌なの!ママに攻撃するのが悪いなの』


「は、え、な、ななななな、なんだこれーーお、大き過ぎる。ックここまでは熱が伝わってくる、漂ってるだけで中級いや上級魔法以上の威力など、ありえない。」


どうやらファフは止めてはくれないようだ。これって私が止めないといけない、よね?


物凄く面倒くさいけど、まあいいか


『眠れ』


この魔法は、私の持っているスキルの中で一番強力な魔法だ。


効果はこんな感じだった


――――――――――――――――――――――


睡眠魔法(極)


ありとあらゆる現象を夢の世界に。


睡眠が深く、精神力の強さによって威力が大幅に変わる。

――――――――――――――――――――――


まあつまり、私は今やったのはファフの神炎を最初から無かったと、思って。全てを夢の世界で眠らせたんだよ


まあこれに関しては言葉では説明しづらいけど。眠っていてなおかつ精神力が強ければ、基本何でも出来る魔法ってこと。


「た、助かった…」

『もう、まま何で邪魔するの!』

『こらファフ何を勝手に人を殺そうとしているの』


ファフが神炎を消したことで、私に講義をしてきたので。ファフの頭にちょっとしたチョップを加えてやった


『もう!まま何するなの』


ファフは少し涙目になっているような気がするが、気のせいだろう


『何をじゃないの。ほら誤りなさい』

『ぶーままに攻撃した奴に謝らないといけないなんて…』

『ファフ』

『わかったなの…』


私はファフを腕から離すと、ファフは私から離れ地面に着いたところで、光出した。その光が収まると、神々しく光る金髪の髪に純白な瞳をもった美幼女がそこにいた


『殺そうとしてごめんなの』


ファフの発言により、ミーナ以外のその場にいた全員が息を呑んだ。それはそのばずだ、ミーナが神炎を止めなければ今頃塵すら残らず確実に死んでいただろう。だがミーナは止めた、ただそれだけに過ぎない。だが命を救われたことに関しては変わり無かった


『でも!ままに攻撃しようとするお前が悪いなの!!』


ファフの怒りにもにた感情によりファフのからだが赤色に変化した。これは魔力が身体に抑えきれず漏れ出た物だ、つまりファフは怒りと言う感情によりその身に宿る、膨大な魔力の制御を失った状態にあるのだ


『だから、寛大な私はそこの女を差し出すなら貴様らを生かし…あ、いた』

『ファフ』

『あうーご、ごめんなの。だから許してなの』

『分かった分かったから、ククリ王女様失礼しました。ファフはちょっと短気な所がありまして…』


「あ、ああ。私の方こそ悪かった。勘違いしていた様だな。先程の魔法を見て一周周り冷静になった所、B級魔物がこんなに死んでいた、それも酷い殺し方。これは圧倒的な火の魔法が無ければ無理だろう。そうなればこれを殺したのは貴方がた、そして自分で放った魔物をわざわざご丁寧に倒すなどあるまい。つまり貴方がたが、我々を助けてくれた、と予想がついたのだ。ホントにすまない。早とちりが激しいのは私の唯一の弱点なのだ」


(すごい洞察力だな。それだけに惜しい、これで早とちりが激しく無ければ完璧になのだが)


『大丈夫ですよ。それに早とちりをしたのは、こちらも同じなので。ファフが失礼な事をしてすみません。ほらファフも』


そう言ってミーナは頭を下げた(眠ってる)


『ごめんなさいなの』


「ままさん…」

『ままさんでは無いですよ。私はミーナ、貴族ではありましたが今は分け合って名乗れないのでそれはご勘弁を』


「ミーナさんですか。ミーナさん…ミーナ様、ミーナ様!」

「様はいりませんよ」


「い、いえミーナ様!」


急に頬を赤く染めながらククリは叫んだ


(どうしたんだろう?)


「ミーナ様私と結婚をしてください」


『え………………』


(今なんて。私の聞き間違えじゃ無ければ、結婚してくれとか何とか。どうしてそうなる、今までの会話で結婚などという単語が出てくるだろうか普通…)



「ミーナ様私と結婚をしてください」


私が驚き、数秒ほど硬着状態になっていると。不安に思ったのだろう、ククリは二度目同じセリフを私に言った


(何故に2回目!!まだ先程の発言から数秒なのだが)


「ミーナ様私と結婚をしてください」


『あ、ちょまって。早い早いから、今頭を整理しているから』


「はい」


――――――――――――――――――――――


名前:ミーナ・フォーリ・エグス

年齢10歳 レベル1

生命力  100  魔力     1,000,000

攻撃力  5   魔法力  100,000

防御力  5   魔法防御   5

素早さ  10   運      95


スキル

算術/我流武闘術(真・崩壊流)/鑑定/魔力調整

ユニークスキル

多重思考/神速思考/創造魔法

EXスキル

念話/自動反撃/破壊者

魔法

全属性/睡眠魔法(極)/精神支配(神)


称号

転生者/神の悩み/伯爵家長女/睡眠神の婚約者

神の落し子/賢者/神龍の主/神龍の親

創造者/新魔法術式/精神の加護/神童

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