第2話「エルピス愛好家掲示板」
212:エルピスこそ至高。他は要らぬ
そう言えばこの前のエレキドゥスなんちゃらっていう怪人の戦闘見た?
213:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エレキドゥス・オブ・サンダーな。あの戦闘回はマジで凄まじかった。
エルピス語録帳がまたも増えてしまったぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
214:エルピスこそ至高。他は要らぬ
分かりみがマジで深し。なんかやたらと煽ると思ったらエレキ怪人の注意と攻撃を自分に向けてたんだよな。
215:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「それがサンダー?ハッ!まだ静電気のほうが痛えぞ!」
216:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「おいおいどうしたぁ!チンケな稲妻起こすなら静電気でも起こしてみろよ!あ、お前エレキだから無理なのか」
「なんだと小童がぁぁあああ!!!!」
尚、エレキ怪人は本気で打った雷撃を指パッチンで弾かれた様子。
217:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エレキ怪人の怪人ランクってssだったよな?エルピスって何ランク?
218:エルピスこそ至高。他は要らぬ
3年前の最強sssランク怪人ハウ・デ・ バドゥルを拳のみで撲殺した功績で政府が最上位ランクのGに上げた。
因みにGは神のG。エルピスにしか与えられてないランクかな。
下に怪人ランク載せておくね。
Eランク
小学生でもひのきの棒があれば対処可能
Dランク
小学高学年なら一人でも対処可能
Cランク
成人した大人ならば一人でも対処可能
Bランク
殺傷力のある武器を持ち、冷静に対応すれば対処可能
Aランク
重火器を装備していれば対処可能
Sランク
核兵器一個で対処可能
SSランク
核兵器約45個以上を用いれば対処可能。しかしこれには個体差があるため45個の核を使って倒せる訳ではない。
SSSランク
対処不可能\(^o^)/
Gランク
エルピスのみに与えられた神の称号
219:エルピスこそ至高。他は要らぬ
怪人ランクを参考にするとハウ戦はマジで地球滅亡まで王手掛けられてたんだな
220:エルピスこそ至高。他は要らぬ
ハウ戦懐かしいなぁ......。みんな覚えてるよね?よね?
221:エルピスこそ至高。他は要らぬ
笑止。現場に居合わせた拙者に忘れることなど不可避。故に愚問。
222:エルピスこそ至高。他は要らぬ
ハウ戦でエルピスが9歳だったことが判明して全日本国民が戦慄に包まれたね。
223:エルピスこそ至高。他は要らぬ
ハウめっちゃ強かったもんな。
224:エルピスこそ至高。他は要らぬ
すみません。今日からエルピス愛好家掲示板に入ることになった者です。よろしくお願いします。
225:エルピスこそ至高。他は要らぬ
こっちこそヨロシクぅ!気軽にエルピスのことを褒めちぎっていこうぜ!
226:エルピスこそ至高。他は要らぬ
敬語なんか使わなくていいよ!エルピス好きなら大歓迎さ!あ、ちょっと皆でエルピス語録帳から好きな名言貼っていこうよ。
俺が好きなのはハウ戦でダウンしたエルピスが子供達や大人の声援で立ち上がった時に叫んだ台詞ね。
「立ち上がれるんだよ.....。守らなきゃいけない者がいるから。立ち上がらなきゃいけないんだよ......。護りたい者がいるから!だから、俺は!立ち上がるんだよ!!!!!!」
227:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「守りたいと思う者がいるから弱いのだ.....。背負いきれない足枷が巻き付くから守れんのだ!だから、我は.....我は大切なものを捨てた!邪魔だったからではない.....本当に大切だったさ。だが、だが、守れないのならいっそのこと全てを捨てたほうが強くなれたのだ!!!!」
エルピスの名言じゃないけどハウのこの台詞も結構好き。
228:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「笑顔の似合わねぇ女なんてこの世界には何処にも居ないんだよくそがぁあ!!!!」
SSランクのドゥムナーダ・ジッキュレインに言った台詞好き。
女の私からすれば即堕ち確定。
229:エルピスこそ至高。他は要らぬ
俺は惑星究明戦艦アル・ヘルキルナーゼ戦が好きかな。
スカーが捕まったときに誰よりも早く救出して破壊して帰ってきたの感動で震えたわ。
230:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「俺はコイツを倒す。だからお前は母ちゃんを守れ。ヒーロー」
超武装鎧怪人エレフェズW14に勇敢に立ち向かった少年に対して言った台詞。
いやマジ鳥肌たった。
231:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「テメェら怪人の悲鳴は子守唄に最適だな!もっと泣き叫べ!」
尚背中に赤ちゃんを抱えて。
232:エルピスこそ至高。他は要らぬ
あれ赤ちゃんを攫ったと思ったら実は捨て子で、東京で住んでた子供が欲しいけど作れない夫婦に預けたんだよな。
233:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「コイツを愛してやってくれ。あんたらならできるだろ?見ろ、よく笑う赤ん坊だ。幸せにしてやってくれ。アンタらの分まで」
ずっと子供が欲しかった夫婦は泣き崩れて喜んだらしいよ。
ホントすげぇよな。あれでなんで怪人なんだろぅ.....。
234:エルピスこそ至高。他は要らぬ
何だかんだハウ戦の最終決戦で荒野の上でしばき合ってるの泣きながら静観してたよ。
めっちゃキレイな朝日にエルピスとハウが照らされてさ。
「世界を!我は変えるのだ!!!!」
「世界の希望に!俺はなるんだぁ!!!!」
泥臭く殴り合ってるのは名シーンとかそういう次元じゃないぞもう。
235:エルピスこそ至高。他は要らぬ
個人的には魔法少女との共闘が一番好きかも。
236:エルピスこそ至高。他は要らぬ
分かる分かる!浮遊怪人シェルとの戦いは熱かったな!
拳で殴るエルピスと、物理で殴るワンワンの息ぴったりな連携は鳥肌超えて鳥になったわww
237:エルピスこそ至高。他は要らぬ
魔法少女は一人でも核爆発に匹敵する力を持ってるのに3人じゃないと決して勝てないのがエルピスの強さを際立たせるよね。
238:エルピスこそ至高。他は要らぬ
共闘したときの安心感はベ○ータ&悟○みたいな感じだな。
239:エルピスこそ至高。他は要らぬ
何だったら超ベ○ット並みだと思う。
240:エルピスこそ至高。他は要らぬ
自分なりの正義感を持ってるからエルピスは堪らないんだよなぁ。
241:エルピスこそ至高。他は要らぬ
話をエレキ怪人に戻したいのだが今更遅いよね
242:エルピスこそ至高。他は要らぬ
早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞぉ!
243:エルピスこそ至高。他は要らぬ
女子供は襲わない。
襲ってる奴がいたら殺す。
困ってる奴はどんなやからであっても助ける。
たとえ相手が格下であっても全力でぶつかってくるのであれば全身全霊をかけて迎え撃つ。
誰の迷惑にもならないことが悪事だと思っている。
敵である魔法少女が危険な目に合えばすかさず参戦。敵ボッコボコ。
魔法少女のマジカル変身装置の改善天をその場で言う。
魔法少女が落ち込んでたら励ます。
これをヒーローと言わず何といぅ?
244:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エルピスの正義は俺達からしたら主人公そのものなんだよな。
245:エルピスこそ至高。他は要らぬ
世間では犯罪者、悪者のレッテルが貼られてるけど俺はエルピスはダークヒーローだと思ってる。
心優しいダークヒーロー。
246:エルピスこそ至高。他は要らぬ
敵故に詳しい情報無いのが残念過ぎる。なんでヒーローにならないんだ!!!!
247:エルピスこそ至高。他は要らぬ
いや、巷ではエルピスは友人を人質に取られてて仕方なく怪人を演じてるらしいよ。
あくまでも噂だから本当か分からないけど。
248:エルピスこそ至高。他は要らぬ
それガセだよ。エルピスファンを気取ってる連中が勝手に広めたことだからな。
さっき言ってた五歳のときに人体改造を受けたのも信じ難いし。
エルピスは出生も生い立ちも謎だからこそカッコいいんだよ!
魔法少女達との戦い見たか!?勝算が少ないながらも確実に戦略を立てて勝ち筋を見つけようとする彼の冷静さが!
ポッとでのコスプレイヤー三人が勝てるほど弱くはない!
圧倒的知識!圧倒的戦闘経験!圧倒的能力!
これを併せ持つのに負けてしまったんだ彼は!何故だ!何故なんだぁ!馬鹿やろぉおお!!!!
249:エルピスこそ至高。他は要らぬ
それ単純にエルピスが糞雑魚だからじゃね?
250:エルピスこそ至高。他は要らぬ
あ?もういっぺん言ってみな。
251:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エルピス雑魚ぉ!雑魚雑魚雑魚雑魚!!
252:エルピスこそ至高。他は要らぬ
こういうのは無視した方がいいよ。それよりさ、エレキドゥス・オブ・サンダーって領域展開みたいな技使ってたでな。
253:エルピスこそ至高。他は要らぬ
やっと戻った!あれは映像越しだったから半分考察だけど超高電圧の帯電を使って対象を閉じ込める技だと思う。
実際黄金の球体にエルピス閉じ込められてたし。まあ閉じ込めたと同時に粉々にして出てきたけど。
254:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エレキ怪人の最終奥義、「無雷」が一瞬で吸収されたのはマジで大笑いしたわ笑笑
255:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「ワシの真のエレキを.....味わうがいい」
って決め台詞吐いたけど結局効かなくてワンパン。
256:エルピスこそ至高。他は要らぬ
「弱い怪人程よく吠えるとは正に貴様の事だな!」
ブーメランで草。
257:エルピスこそ至高。他は要らぬ
怪人との戦いを見返してたらエルピスのチート地味た強さが目に見えて分かるからパネェww
258:エルピスこそ至高。他は要らぬ
ミーチューブで投稿されてるエルピスの戦闘記録ってまだ見れますか?
259:エルピスこそ至高。他は要らぬ
全然見れるよ。けど魔法少女との共闘回は少ないから注意しろよ?。
オススメはやっぱりハウ・デ・ バドゥル戦。エルピス伝説の始まりと言っても過言じゃないから絶対に見たほうが良い。
260:エルピスこそ至高。他は要らぬ
エルピスに会いたーーーーーい!!!!!!
261:エルピスこそ至高。他は要らぬ
大丈夫.....いつか会えるよ。
「やっぱりエルピスは大人気だなぁ」
悪の秘密結社の大悪魔ルシファーは東京にある超高級マンションの一室を借りて暮らしている。
賃料530万円近くもするとんでもねぇ高級マンションだ。
今は本来の姿、女としてのルシファーで寝室のベッドに腰掛けネットで作ったエルピス愛好家掲示板を覗いていた。
掲示板ではエルピスを愛する者たちがエルピスについて話し合っている。
読んでいて気持ちがいい。ルシファーは隣をチラリと見た。
「くぅ.....かかぁ.....」
我らが愛するエルピスはお腹を出して寝ていた。
「全く。ほらエルピス!またお腹出して寝てるよ!」
「はぇ?ああ、ごめんなさい.....」
怪人としてのど太い声じゃなく、人間としての大人しい声でおぼろげに答えたあと、勝手に布団を被ってまた眠りに着いた。
「本当、君は僕がいないと駄目なんだから。寂しいから家に泊まらせてくれって...私じゃなかったら断られてたんだよ?分かってるのエルピス」
頬をツンツンする。気持ちがいいのかエルピスの表情が緩んだ。
「さて。私はちょっとやることがあるから」
ベッドから降りて両手を伸ばす。掲示板でエルピスを侮辱した屑の居場所はもう把握している。
大切な親友を侮辱したこと、死を持って償ってもらおう。
翌日。
とある街に住む男子高校生が十二個に引きちぎられた事件が起きた。
「おいルシファー!いちご狩りに行くぞ!付いてこい!」
「はいはい、分かったよ」
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