番外編
日常 視点はどっちが当ててみて。
「祐くーん」
「なにー?」
「フ〇ミマにハー〇ンダ〇ツ買いに行こ〜」
「良いけど…離して」
そう私が起きてからずっと引っ付いてるから祐くんは動けないのだ。
「いや」
「なんで!?」
「はなれたくないもん」
「いや買いに行けないよ…」
「やだぁ!離れないの!」
うにゅぅ
「むむむむむむ。じゃあハー〇ンダ〇ツ買いに行かないの?」
「それもやだぁ!」
「むーさーちゃん。」
「むにゅ?」
「何かを得るためには何かを捨てなければ行けないのだよ。」
「りょうほうほしいの!」
「むー頑固だなぁ」
「そうだ!お母さんにたのもう!」
「いややめなさい」
「なんでー?」
「じゃあ配信中にお義母さんから電話かかってきてハー〇ンダ〇ツ買ってきてって言われたらどう思う?」
「んーめんどくちゃい」
「そういうこと」
「ほへーまあいいや冷凍庫の中にハー〇ンダ〇ツ入ってるし取りに行こ。」
さっきのが嘘のように手をはなした。
「なんでやねんさっきのやり取り要らんだやろ」
「だってー甘えたかったんだもーん」
「ぐへへかわいい」
えっ、いまぐへへって言ったの?
「ん?なんか言った?」
「なんにもないよ〜」
なんにもないか〜でも、もしぐへへって言ってても祐くんだったら可愛くなるんだろうなぁ
ぐへへ祐くんかわいい
「……ない!」
「ハー〇ンダ〇ツなかった?」
「ないの!ほしかったの!(´;ω;`)ウッ…」
「いやそんなことで泣かないで!ほら散歩がてら行こ?」
「いく…」
「ほら着替えよ」
「…うん、グスッ着替える」
♪ちゃらららららーん、ちゃららららー
がちゃりんこ
「「たっだいまー」」
「「おっかえりー」」
えっ?
「お母さんたちなんでいるのー?」
「ふっ娘の家にいるのことはおかしいのか?」
「そうよ沙耶ちゃんお義母さん達も別に行く所がなくてついでだから来たってわけじゃないのよ。あらっお義母さんだなんて早いわ全くもう。」
「何言ってんの?まあいいやアイス食べよさーちゃん」
「あらハー〇ンダ〇ツならボックスで買ってきたわよ。」
「「私(僕)たちの買いに行った意味って何?」」
「そういえばデビューおめでとう沙耶ちゃん」
「ありが…えっ?なんで知ってるの?」
「そういえばさーちゃん言ってなかったけど、サンライズの代表お母さんたちだよ。」
「…えっ?」
「ちなみに早乙女さんは、僕の親戚だよ。」
「き ょ う が く の じ じ つ」
「なんならさーちゃんをスカウトしたのもさーちゃんが1人になった時に、早乙女さんに凸らせたんよ。」
「んー全て出来レース。」
「んで沙耶」
「何?お母さん。」
「こんな事実があったわけだけど、この事実を知ってもVTuber続けたいかい?」
「んー?祐くんと一緒に出来るならなんでもいい〜。」
「アッハッハッハあんたは変わんないねぇ。」
「祐ちゃん愛されてるわねぇ」
「もちろん!だって僕のさーちゃんだもんね!」
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