無駄にはできない
なるほど……。あの豚もどきの力はしっかり理解した。しかし……全てが無駄!
そういうとアウグイドの腕はみるみると復活していく。
「なっ……!再生される!『バイオレントハルバード』!」
僕はすぐにアウグイドの腕に向けてバイオレントハルバードを撃ち込む。
「ダイスケさん!援護射撃よろしく!」
僕はアウグイドに向けて走って向かう。
ダイスケさんが後ろから何かを叫んできているが今はそれどころではない。
「復活はさせない!」
僕が攻撃すると同時に横にも1本の剣。
味方に剣使いはいない。考えられるのは……。
「間に合ってよかった!それはお前と一緒に動くスケルトン兵士だ!」
「ライマルクさん!!」
「ただ……そいつを強くしすぎたからか……俺の体がもう持たない……少し休ませてもらう……。」
ライマルクさんが倒れてしまったのを僕が眺めていると横から「よそ見してていいのかなぁ……!」と声がする。
真横には剣。
「しまっ……!」たの言葉が出る前にその剣は振り払われた。
スケルトン兵士の剣がアウグイドの剣を振り払う。
「サンキュ!助かった……。」
僕はガイコツ兵士と共にアウグイドに向けて攻撃を仕掛け始めた。
右、左、前後。死角はない。はずだった。
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