機械王の名
「ほう……。私のバリアを破壊したのか……。その力に応えて私も力を解放してやろう……。」
機械王は玉座から立ち上がる。
「炎よ。消えろ。そして……
石柱の炎が消え、代わりに棘が大量に石柱に巻きつき始める。
「我が名はメルゾディス。この冥界での悪党どもを率いている王だ。」
「流石王だ……。体がとてつもなくでかい……。」
その身長は座っているときは縮めていたのか分からないが、5メートルは普通に超えているだろう。
「あの大きさは……ビッグキラーソードも通るか分からないな……。しかも……自由に大きさが変わるんだろ……。」
僕はビッグキラーソードを手に持ち、試しに斬り掛かりに行く。
「無駄無駄!体のサイズはいくらでも私は変えれるからね……。その剣は意味ないよ。」
「やっぱりそうなるよな……。だったら……。」
僕はアイスソードを持って機械王の元へ向かう。
しかし、機械王も剣を取り出し抵抗してくる。
「その剣。凍……ってない!?なんでだ……!?」
「これはステルスソードだからさ。」
メルゾディスの説明によると斬った後に剣の刃が一時的にが消える剣らしい。
僕のステルスソードとは真逆の力。
「なるほどな……。ならこっちだって!」
僕もステルスソードを取り出し、相手のステルスソードにぶつける。
体が透明化している間に裏に周り、ボンバーアックスを背中に差し込もうとした。
しかしメルゾディスは透明化した僕に気付き、ボンバーアックスを受け止めた。
「レーダーからは逃げられない。どんな策を使おうとお前の負けは確実だ。」
そして、ステルスソードが僕の右腕に刺さり、そのまま僕は吹き飛ばされた。
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