バリア破壊作戦
「なぜ攻撃が通らない……!?」
「当たり前だ。貴様ら人類がその程度だからだ。」
「ライマルクさんまたクセの強い敵を最後に置いて……うっ!」
「マイ!!大丈夫か!」
マイが一撃で防御していても機械王のパンチで一発で階段下に吹き飛ばされた。
「あれでもさっきまでは手加減してたってわけか!?」
機械王はまだ椅子から動かない。
「ならばこれで……!」
僕はチャージソードを持ち、チャージし始める。
「無駄なこと……。この一撃さえ当たれば貴様も一番下まで吹き飛ばされてやり直しだ。炎よ。燃え盛れ!」
石柱の炎が一気に燃え盛り始め、大きな火の粉が僕の方へ飛んでくる。
「っ!?なんだこの火の粉の量!」
僕は今まで弾幕ゲームというものはやったことがない。だが、1つだけ分かる事があった。
「この火の粉をよけつつあいつに向けてこのチャージソードの攻撃を当てなきゃいけないって事だな……!」
僕は火の粉の間を縫うように進んでいく。
機械王に近付くほど火の粉は密度を増していく。
「ちっ……。これ以上は近づけないってわけか……だったらここで居座り続けて……!」
僕はその場で機械王から飛んでくるパンチと火の粉をうまくかわしながらチャージソードをチャージ続ける。
「今しかないな!火の粉ごと消し去っちまえ!いっけぇぇぇぇ!」
僕はこれ以上できないほどの最大チャージでビームを発射する。
ビームは軌道上の火の粉を一瞬で消し去り、一気に機械王のバリアまで行き着く。
バリアはミシミシと音を立ててビームに耐えている。
そして、1分後。
バリアの亀裂は穴となり、バリアは壊れた。
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