その槍、危険度が高い故使用注意
「ならば……これでどうだ!」
「……?
「それとは少し違うな……。少し予想と違う形で出てきちまったか……。」
―――――――――――――――――――――――
赤化槍 レア度 ★★★★★★★★★★★★
もともと恐ろしい機能を持っており、封印されていた槍が赤化してできたもの。
搭載機能 自動追尾機能 自動火力増強機能 分裂機能
―――――――――――――――――――――――
僕は本当はエギビエルの使っていた槍を出すつもりだったがもっと恐ろしいのを出してしまったようだ。
「おらぁ!槍よ!サンソンもどきのあの暗殺者を串刺しにするんだ!」
僕は槍を思いっきり投げる。
「こんなに腕を振ったのは前世のテニス以来か……。あとはあの槍に任せとくか……。」
僕はその場に座り込み、槍に終われる暗殺者を眺める。
「くそ!なんだこの槍!ギロチン台で切っても切っても増えやがる!この!この!」
相当苦戦しているようで段々と暗殺者の周りにギロチン台が増えていき、自分で自分の出したギロチン台で囲われていく。
「くそ!お前ら!邪魔だ!あああ!消す術も所得しておくべきだった!」
「いくらやったって無駄だって。どうやったってその槍からは逃れられない。」
槍はそのまま暗殺者へと一直線に向かっていく。
そして、ついに槍は暗殺者の前で大量に増殖し、体の至る所に刺さった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます