私は君のお姫様?!

第5話 まさかの…、?!

先生{え〜、転校生が来ているので紹介します。入ってこい。}

『はい。〇〇高校から来ました。

橘奏斗です。よろしくお願いします。』

え、奏斗って、あの、奏斗さん?!

え、え、なんで、?!転校してきたの?!

{橘の席は、あそこなー。}

『はい。』

奏斗が座る。しかも美香の隣だ。

「か、奏斗さん、?」

『あ、美香さんじゃないですか!』

「ちょ!声大きい！」

美香は、奏斗のおっちょこにも愛おしいと思っていました。

＜奏斗くんだっけぇ〜?♡＞

ちょ、ま、ぶりっ子きたやん、

そう。この子は田島琥魔茅（こまち）

この子はとてつもなくぶりっ子だ。

『あ、こんにちわ。お名前は、?』

＜あ、わたしぃ〜?♡田島琥魔茅だよぉ♡＞

『あ、分かりました。こまちさんって呼びますね。』

＜はぁい♡移動教室だから、またねぇ〜♡＞

そういうと琥魔茅は愛想を振りまくように手を振る。

隣にまゆみがきた。

[あ、美香〜！やっほー！]

「おぉ!やっほ!」

ぺちゃくちゃ喋っていると隣から声が聞こえてきた。

〖よ!俺、葉瀬琉光!確か、お前、奏斗だったよな?よろしくな!〗

『はい!よろしくおねがいします!』

〖まぁまぁそんなかたくならずにww〗

葉瀬琉光さんが俺の一番の中になるなんて。誰も思いもしなかった。

〖次移動教室だぞ?ほら、いこーぜ?〗

『お、おう!』

俺はどう返していいか分からず動揺してしまった。

[よし!あたしたちもいこ!]