悪化、適応障害、微笑みの鬱病…
2022年5月21日土曜日の午前7時50分です。
昨日は心の風邪の検診カウンセリング日でした。
精神科の先生からは、少しでも楽しいと感じられるなら、バイクに乗った方が良いと勧められたので今日はバイクで病院へ…。
どちらにしろ、鬱病であるとは書いているので思い切り書きますが、心療内科ではなく、私が通ってるのは精神病院です。私がまだ中学生の頃は、本当に頭がおかしくなった人が行く、半分、刑務所みたいなイメージがありました。
今は、こんなご時世でメンタルが不安定な方が急激に増えて、精神病院ではなく心療内科という言葉が表れ始めてから、多くの方々は抵抗はなくなった様に思えます。
例えるなら私がコンピュータを触り始めた頃に良く似てます。
当時はインターネットではなく、パソコン通信と呼ばれて、陰気なオタクがする趣味みたいに馬鹿にされていました。それが、Windowsから始まるインターネットの流行。XPあたりからは、陰気なオタクがする趣味とまで言われてものが、老若男女まで誰でも当たり前にしてる時代に…。
精神病院の方も心療内科という言葉が出来て、各業界の著名人達がカウンセリングに通っていると、メディアが流す様になり、かなり敷居が低くなりました。でも、似てるようで、この2つは結構違います。
「心療内科」は、こころの病が原因で症状が「身体」に現れる病気を治療する病院。「精神科」は、こころの病が原因で症状も「こころ」に現れる病気を治療する病院の違いです。私の方は、喘息などの持病持ちの為、内科には2週間に1度は検診をしなければならず、持病があることは家族は知っていますが、それとは違う状態であることに家族一同が心配して、病院に予約を入れられていた事が始まりでした。
当初はこのエッセイにずっと書いている通り、2つの原因による鬱病でした。その2つも原因もほかの仕事も今後は辞める事にして、する仕事も内容を絞って、無理をせず待って、順番づつ始める。そして、自分で1人でしていた事を人に任せ負担を減らすという方向で進めていた所ではあったのです。
ですが、最近は、以前と比べて遥かに仕事が出来なくなった事と、仕事が進まない焦り。いざ仕事をしようとすると身体が拒否する等の症状に変わっていたのです。電話を掛けたり、メールするのも怖くてたまりません。知らない人と会うのも怖い。勿論、話すのも怖い…。外出は1人で歩いたり、バイクに乗ったり、とりあえず、1人というのが前提。ただ、それ以外の事は以前程ではありませんが出来るんです。炊事や家事とか、おかしな話ですが、服を毎日着替えるのも億劫で仕方ありませんでしたが着替えるようになりました。その中にはメールを書くのは躊躇するのに、こうやって駄文を書くことに関しては躊躇しないなども含まれます。
最初の症状から何か違うとは昨日、病院に行く数日前から薄々感じてはいたのです。ただ、精神科医の先生に、これをなんと説明していいのか分かりませんでした。
結果的には、広義で観れば鬱病には変わらないものの、普通の鬱から、仕事に関する全般の適応障害に変化して、それを理由とした鬱病という内容でした。
普通の鬱病は具体的な理由も分からず発症するもの。適応障害は完全に発症するトリガーが判明していていて、そのトリガーを引くと症状が起きる…それが大きな違いだそうです。
そして、今、私が、ずっとトリガーを引きっぱなしで、その状況の中にいるので前回カウンセリングした時よりも悪化しているという結果でした。再びドクターストップとの事です。
兎に角、仕事を休むか、仕事も人に任せて負担を極力減らさないと、外と完全に遮断させる為に、何も出来ない隔離病棟への入院させる以外にないとの事でした。そして、入院した場合、退院後には障害者手帳の手続きをします。というお達しまで…。
隔離病棟の噂は聞いていたので、兎に角、それだけは回避したい。ただ、私が仕事休めない身体になったのは過去のトラウマからきています。
昔、それこそ、他界した父や親類一同から、無職=悪と責められてたられ、妻共々、家を追い出された経験からなのです。家の恥だと…。そこまでされて、同じく無職になった父でも、私は7年介護しました。50代後半で数か月に1度は脳梗塞で倒れあれよあれよと介護3、介護4、介護5と1年半足らずで、重度の介護者に。年金ももらえない父…。でも、わが家が扶養していることになっているので、世帯年収の問題で、毎月、莫大な介護費や病院代の請求…。
他の親類は以前の私と同様、結局何もしませんでした。1円たりともだそうとはせず、或る意味、私が介護しないと見殺しの状態…。出来ない理由は自分も別に介護している等…。いやいや、それは完全に理由になりません。父親ですよ?義理の親や祖父母の介護は出来ても、実の父親は出来ない?
おかしくないですか?
私も同じ立場ですけど…。既婚してるから義理の父母も祖父母もいます。勿論、その中には父ほどは酷くなくても介護認定されている人もいる中で、それでも実父で酷い事されても介護してるのに…。
それが出来ないなんて?余りにもご都合主義な身内しかいないなと思いました。
そんな事を思いながらも、申し訳ないという親類はいて言葉や態度で示してくれました。でも、それさえもない親類もいた事は確かです。
それが今回の適応障害のトリガーを常に引き続けている1番大きなトラウマです。そして、もう1つ指摘されたのは、私が、どうしても外勤しなければならない仕事中は笑顔の仮面を被っていた事…。それは完全に先生にバレてました。スマイリー仮面症候群(スマイリーマスクシンドローム)と診断されました。「微笑みの鬱病」という意味らしいです。隔離病棟への入院させる以外にないと言われた1番の理由がこれでした。鬱病で自ら命を絶つ人に最も多い症状…。
芸能人の方の悲しいニュースが最近、多いですが、大半はそれに該当されているそうです。同じ症状だそうです。その仮面を外さない限り、人に「鬱病」と言っても、普通にしか見えないので普通に仕事ができるものだと勘違いするので、難しいかも知れませんが、なるべく仕事中は仮面を外してくださいと言われています。そして、雇われて働いている人は「鬱病」というと仕事しづらくなる方も多く仕方ないですが、逆にかたしよさんは経営者の方なので「私は鬱病です。」と発信しないと…。誰も信じてくれず、助けも来ないと…。
経営者は孤独な仕事です。常に1番に先陣に立ち、不祥事が起きれば全責任を背負わなければならない。うまくいけば恩恵も大きい分、誰も助けてはくれない…。
今からは多くの人から助けてもらいながら、ゴールとしているビジョンを突き進むしかありません。
出来ない事は出来ませんが、出来る事は少しづつでも進めていく…。それがゴールにたどり着けなくても、あとに続いてくれる人を信じて…。
今回はこれで〆ます。
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