出張

急遽、近場ではありますが宿泊込みの出張となりました。実質は出張というよりは、私に仕事や考え事をさせない為、仕事後に休暇として妻と子供達が旅館の宿泊予約していたからですが…。

コロナ禍になる前は家族旅行が唯一の楽しみだった私…。1ヶ月か2ヶ月に1度、本当に家事も炊事もしなくて良い日として、それを目標に頑張ってた事でした。


鬱病になるまでは正真正銘に楽しみにしていた事。外出は控える事、まんぼうが度々、発令されて、それでも毎日100円貯金して家族旅行のお金を貯めていましたが、鬱病が発祥してからは、兎に角、外に出るのも怖い。


キャンピングカー作ってる会社の代表ですが、今の私はキャンプなんてもってのほか(涙)兎に角、家から出たくないんです。妻と家族は気遣って仕事後にサプライズで準備してくれてたそうです。普通の心の状態なら、嬉しかったんだと思います。


でも今の私には、家以外にいる事自体が恐怖の対象でしかありません。完全に典型的な鬱病の症状の1つです(涙)

実は楽しく感じていないとも伝えられず、ご馳走が前に並んでも食べたいとも思えない事も伝えられない。


本当は家に戻って事務所に引きこもりたい…。鬱病の人しか恐らく理解できない症状だと思います。ただ、とりあえず、家族の気持ちを無碍にしたくないので、この場所にいるのが本心です。とりあえず平静を装いながら、部屋から出ないようにして、唯一、今持つ仕事ツールになっているスマホで、この文章を打ち込んでます。

朝までどうしたら良いのか…ただ、ボーダーは完全に越えたので、そろそろ堕ちる前兆は感じます。


今日、堕ちるのは2度目…。余りにも情けない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る