大切なモノに見えて案外、それは偽りであるかも知れない。
抗鬱剤の服用を止めましたが、特に今朝も不安や恐怖心はありませんでした…。
このエッセイを書き始めて、鬱病になって、その原因の方々と縁切りをすると決心して、頑張って縁を切った途端、不思議と足かせになっていた人達や団体と連鎖的に縁が切れ続けています。寧ろ、何故、自らの意志で破滅に向かおうとしていた人たちと一緒に盛り上げたい活性化したいと思っていたのか…。そう思っていた自分が今では不思議でなりません。
元々、自分は変わろうと思ず、人の手を借りてうまく行けばラッキーとしか思っていないような人達…。そんな考え方しかできない人しかいないのなら、決して変わることはありません。数の暴力という言葉が頭に浮かびます。どんなに良いことを考えて実行に移そうとしても、数で押し切られれば、それは叶うことはない…。
それよりも、頑張ろう!盛り上げよう!と試行錯誤して、実際に行動している人達に付いていった方が、希望や夢や明るい未来があるとそう思えるように変化していきました…。
何もしない時間で過去を振り返りながら…。私自身、ずっと今まで、昔は良かったから昔の活気を取り戻したいと個人、事業者、団体の方々から、沢山、相談を受けて、自分の持てる力を全部使って、より良い方向に変えようと頑張ってきましたが、その方々は昔の良かった時代のイメージと考えに固執してしまい、新しい何かを受け入れよう。時代に合わせて、新しい形に変えていこうと言う意志を持つ人は、ほぼ皆無でした…。
そういう新しく変えていきたいと意志を持つ人は私と同じように心から疲れ果て…自分の無力さを知って、その場から去っていくしか方法が無いのです。私が書く作品の後ろ書きに書いていますが、私は、そんな、故郷を変えたいと思い動いてきました。それも、我ながら愚かにも態々、寂れ破滅するしかない所へ…人のところへ。
この心の風邪になって、本当の意味で、ずっと、かかりつけの医師の先生から言われていた身体の休息をするようになり、破滅するところはそのまま、自然の流れに任せ、消えていけばよいと考えがかわっていっています。自分が今後すべきことは、今あるこの故郷という素材で新しい何かを生み出すこと。
ただ、相変わらず、現状では外に出たり人と話すのは怖いですし、その原因の方々に万が一でも会おうものなら、どうなるかはさえも考えたくはありません…。
"喜怒哀楽"の感情の内の「喜」と「楽」については、未だ、ほぼ思うべきところはありません。元々「怒」については、怒っても無駄に時間が消えるだけで「生産性がない」と思っていたので、鬱病になるまでは、どうでも良かったのですが…。その「怒」の感情も人として生きる為には多少でも必要であることは、今回の事で良く分かる事となりました。
心のリハビリ用に書き始めた駄作「多分、異世界転生もの。」これも、今の心の状態で、その日で書ける分だけ…原稿用紙1枚にもならない時もあるかもしれませんけど、書かない方がマシと思いながら書き始めました。そんな、駄作も駄作ですが、今のところは不思議と普通の執筆ペースで書けているのが不思議でなりません。
この鬱病経過日記と化しているエッセイと合わせたら、普通に1日5000文字書いているのです。何なんでしょうね…。作家として必要不可欠な感情が欠落している筈なのに、一般的な職業作家の人と同じレベルで文章が書けている…。確かに1番ノリにのっていると比べれば、半分以下ではありますが…。でも書けてるんです。物書きだけは、こんなになっても、どうしても続けていきたい…。その想いだけは、不安でも恐怖心があっても譲れなかった…。
少しづつですし、以前の様なスーパー主夫みたいな事に戻るのは自信も全くありませんが、1日1日、緩和しているのは分かる様になりました。勿論、服用を続けるべき抗うつ剤を止めているので、いつ何かの原因で振り出しに戻るかも知れませんが、根本的な2つの原因…。特に私の中では元恩人であり友人であった筈の人物との別れが、後悔も一切なく、それどころか、とてもとても重い荷物を下して、逆に楽になった事実が、全てを物語っている様な気がします。
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