心の風邪っていうけど、実際はそんなレベルじゃないよね。
今日は眠れたような眠れなかったような…。
スマホの時計を見ると4時台…。朝が来ました。相変わらず、特に何も考えていないはずなのに、胸の中に黒い靄があり、意味の分からない恐怖で不安な気持ちになります。
妻から「何もしないで休む」のが1番だと、主治医の先生からも精神科の先生からも言われても、休めず逆に罪悪感を感じるのは、もう他界してしまった父のせいではと言う話になりました。
以前のエッセイにも書いてますが、20年程前「無職だから家から出て行けと父含め親類一同から追い出された負い目」の事です。これも以前にも書いていますが、私は2歳から祖父母に育ててもらいました。
実際、私自身が子の親となり分かった事は、父は子の父親になる能力がなかった事。当時の母1人では子を育てる程の経験や助けもなかったから、祖父母の元で育てられたんだと思います。
父は結局、最期まで子を見守り育てる力はなく、この世を去ってしまいました。
2歳から父親としての役目を放棄した子に、無職だからと追い出した子に7年間の介護という重荷を背負わせて…。ですが、最期は認知でもないのに度重なる脳梗塞で全身麻痺、片目は失明、食事も出来ず胃瘻…。せめて、認知でも入っていたら考える事もなく苦しむ事もなかったかも知れません。ただ、茫然と何も出来ず、死を待つだけ…。ある意味、拷問に近い最期でした。
私も7年間の介護は正直、辛かったですが、親不孝はしなかったという意味では後悔がなかった分、良かったのかもと思います。ただ、この無職で追い出されたというトラウマから、休む=罪になった事は否めません。
他の人が休むのは特に気にもならないのですが、自分が休むと言う事が悪いように感じるのは、この父親から受けた経験が今になっても続いているようです。
本当にこれからどうしたら良いのか…。こういう状態になったからこそ、見えたものもあります。そして、ヤル気がない訳ではないんです。人と会うのが怖い、人と話すのも怖い、救いはメールやメッセージやトークなどは何とかできる事位でしょうか。ただ、長くは続かない…。気力がないから…。
やりたいことはあるけど、怖くて不安でできない…。
物語を綴るのもそうです。書きたいけど自分自身に楽しい気持ちも、ワクワクする気持ちも湧いてこないから…。
この愚痴&鬱病経過エッセイも何度も休みながら書き進めています。朝になると憂欝になるから、怖いから忘れる為に書いています。これもいつまで続くのかな…と思います。
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