朝になると憂鬱になります…
私は主夫になって起業して約20年になりますが令和3年の2度目の豪雨災害の被災以降、徐々に20年続けて来た事が出来なくなってきました。
それは早起きです。かなり無理はあったのでしょうが、朝4時起きの弁当や朝食作りが出来なくなりました。深夜2時まで仕事…。1日2時間か3時間睡眠を20年近くも続けていたのも、色んな意味で驚きですが…。
最近は毎朝、起きるのが不安です。毎朝、憂鬱になります。身体の方も幼少期から小児喘息ではあったのですが、大人になって再び、今度は慢性喘息
に…。そして、他の人ならちょっとした事でも考え込む性格が災いして、持病が更に増え、今では心臓、肝臓、腎臓まで悪くしてしまいました。
因みにメタボとかではありません。病的に痩せてる感じです。酒も煙草も嗜みません。運動も程々にはしていました。主治医の先生には働き過ぎ、睡眠不足が原因なのでドクターストップをかけられてはいたのです。
ですが、こんな情勢だから楽しく過ごせる時間を増やそうと考えていたキャンピングカー事業を。そして、被災した時に助けていただいた炊き出しのキッチンカーで来られたボランティアの方々の恩返しをしようと考えた気軽に価格帯で購入できるキッチンカー事業を、ドクターストップかけられていましたが、なるべく負担をかけない程度で頑張ろうとしていた矢先、出資すると約束をしていた信じていた人から、予想もつかなかった裏切り行為にあい、予定していた資金を失い、出資してもらう分の資金分の負債を抱え込み大幅に規模縮小するしかない状況になりました。
コロナ禍の中、令和元年と令和3年の水害で会社機材などが壊滅して経営存続の危機であることを知っていての行為です。本当はもう会社自体を畳むべきなのかも知れません。
それでも、この事業に関しては夢や希望があります…。何とか、これで会社としての体は存在できる、そう考えての自社を復興させるための賭けにでた事業だったのです。
その信じていた方には以前は大変お世話になった恩人であることは間違いありませんが、今回の事で受けた恩を返すつもりが結局、受けた恩以上の仇で返されたので、私の中で、信じていた人に対する恩義に関して全ての清算は終わりました。
その人にも、その人なりの事情があるのは知っています。
今回の件も、その人にとって、最後は完全に自爆することさえも分からない状態になっているのだと思います。
一時期は仕事は一緒にしなくても、友人関係は続けられるかとは思っていたのですが…。今は顔もみたくない程の嫌悪感に変わってしまいました。
私の身体にとっても心にとっても、ここで縁切りしないといけない転機な時期だったと思います。
何かを失えば、新しい何かを得る半生を送っています。今回、私が失った大きな代償は半端ないものです。しかも、まだ、終わっていません。
今回もこれが終われば、これを最低限、今までの災難のツケを全てペイにするか、それを超える程、得るものがあると信じたい…。
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