ステージ5
27《チームA》――JST14時35分
ウラジオストク空港の大型格納庫の中には、垂直尾翼に大きな日の丸が描かれたボーング747ジャンボジェット機が停まっていた。総理大臣一行が拉致被害者たちを乗せて帰国するための、政府専用機だ。羽田空港では、大掛かりな式典が準備されているという。
その傍らに、ジャンボ機と比べると小さく見える機体が、身を縮めるように駐機していた。C130Hだ。機体後部のランプは大きく開かれ、その奥にハートユニットが見える。
C130Hの周囲では、政府専用機に同乗してきた特殊作戦群の実力部隊が15名と、ロシア軍兵士15名が完全武装で警備に当たっていた。常に対立してきた〝日本軍〟とロシア軍の、歴史に残る共同作業だった。
そこに、いわゆるロシアンジープ――軍用4輪駆動軽車両が横付けされ、両開きの後部ドアから3人の男女が降り立った。根本と、田中、佐藤だ。
彼らが近づくと、特殊作戦軍の指揮官が進み出て敬礼した。
「根本一佐。お見事な指揮でした」
根本は、苦虫を噛み潰したような表情で敬礼を返す。
「君たちもご苦労」
あらかじめ、田中恵子からきつく念を押されていたのだ。
『今回のミッションは、すべて特殊作戦軍が中心になって立案され、外務省や拉致対策本部を統合した極秘のタクスフォースで実行された――そういう建前で押し通さなくちゃならない。作戦には、医療関係者以外の民間人は一切介入していない。田中や佐藤などという人物は外務省の下っ端職員で、その役割は〝単に計画の進捗状況をすり合わせていたにすぎない〟んだからね。それが政府の公式発表だし、拉致被害者が〝知っている〟事実だ。それ以外の情報は、一片たりとも外部に漏らしてはならない。分かったね』
恵子たちの存在を秘匿することが重要なことは、インテリジェンスを扱う根本には痛いほど理解できた。
日本という大国が、得体の知れない民間人の力を借りなければ拉致被害者を取り返せないという事実が暴かれれば、国家の弱点を露呈することになる。ただでさえ世界中から子供扱いされている日本の安全保障の姿勢が、一層疑いの目を持って見られてしまう。
だが、事実は事実だ。
根本は、恵子たちが描いた筋書きに沿って走り回っていただけだ。中国軍に襲撃されたホテルでは、どこからともなく現れた反中国地下組織が〝敵〟を撃退した。モンゴルからの逃亡では、脱出路や交通機関まで綿密に計画され、手配されていた。
その背後には、明らかに大国ロシアの全面協力がある。日本政府の内部からは、そのようなアイデアは一度も発案されず、検討もされず、当然ロシア側への協力要請などあったはずがないのだ。恵子が見せたような大胆な計画を立案し、他国と現実的な裏工作ができる能力を持つ部門を、根本は知らない。
根本が知っていた拉致被害者奪還プランは、北朝鮮の空軍基地でジョンウンを治療し、その代償としてモンゴルで拉致被害者が解放されるということだけだった。代案や、障害が起きた場合の対処法もろくに詰められていない。そもそも巨大な政府専用機は、モンゴルの空港で待機していると聞かされていたのだ。
官僚たちが初期のプランを鵜呑みにして行動していれば、拉致被害者は北朝鮮軍に偽装した中国軍に奪い返され、ジョンウンは千歳空港着陸時に爆死させられていた。日本は〝非道な行い〟を責められ、北朝鮮は実質的に中国の一部に取り込まれる。一方の韓国は今や親米とも親中国ともつかない自由社会の〝厄介者〟と化している。中国は〝分裂した朝鮮半島〟を維持しながら、自分たちの思いのままに操っていくことが許されるようになる。
しかも、北には核ミサイルが存在する。名目上は〝独立国家〟である北朝鮮がアメリカにICBMを発射しようと、それは中国とは無関係だと主張できる。韓国が再び親中国寄りになって北から核を移転されでもすれば、状況はさらに有利になる。核ミサイルを日本に向ければ、中国は〝仲介者〟を装って日本の国益を蚕食する手段を手にできるのだ。朝鮮半島の分裂国家を陰から操れば、中国は自らの手を汚すことなく、障害となる国家を核兵器で恫喝することが可能になる。
当然、世界はそのカラクリを理解する。非難もするだろう。だが、止めることができない。〝民主主義〟を標榜する西側は、〝正義〟の仮面を被らなければ拳を振るうことができない。中国が常任理事国である国連は、拒否権を発動すれば金縛りにあう。
反面、一党独裁のファシスト国家である中国なら、〝仮面〟など被らなくとも自国の利益を追求することができる。事実、〝自国の法〟に従って南シナ海の岩礁を埋めてて軍事基地化し、海底も極地も宇宙でさえも中国の領土だと宣言している。国内に反対意見が生まれれば、〝不正摘発〟の名の下に粛清すればいい。株の急落で民衆の暴動が起きれば、戦車で押し潰せばいい。国際法や不文律となっている慣例を、自国に都合がいいように捻じ曲げることも平然と行える。気に入らない国に対しては、北朝鮮に命じて『核ミサイルを撃ち込むぞ』と凄ませれば黙らせることができる。
彼らは、何でもできる。核さえ使えれば――いや、核は脅しにおいてこそ威力を発揮するのだ。
根本が知るプランが実行されていれば、日本はあっさりと中国の罠にはまって身動きが取れなくなり、国力を吸い上げられる一方になっていただろう。
アメリカ大統領がその動きを止めるかもしれないという期待はある。だが彼は、そもそも商売人だ。中国を嫌っていることは確かだとしても、密かに手を結んで日本を〝喰い物〟にしようと手のひらを返す可能性もある。アメリカの金融や実業界には、その根幹にまで中国資本が入り込んでいるのだから。
日本は、自分自身で身を守らなければならないのだ。だから首相は決断した。
緊急事態に対応する裏で、別のプランを進行させていたのだ。北朝鮮と中国の出方をあらゆる方向から想定し、その裏をかく手段がいくつも準備されていた。しかもそのプランを準備した恵子たちは現場で指揮をとり、中国側の策略を瞬時に分析し、次々と対抗策を打ち出してきた。
プランを組み立てたのは、明らかに恵子たちだ。モンゴルやロシアで下準備を整え、北朝鮮へ向かう機動衛生隊の輸送機にも仲間を送り込んだ。他国で協力者を探し出し、調整し、ミッションに協力させたのも彼らだ。
それは、それぞれの国の中枢部に深いコネクションを築いていなければできない〝芸当〟だ。しかも、それぞれの現場から情報を収集し、状況を分析し、切れ味が鋭いカウンターパンチを繰り出した。そして、最終的に中国の野望を打ち砕くことに成功した。
それどころか、G7の立場を維持するために停滞していたロシアとの関係改善までが視野に入っている。両国のトップ同士の共同作戦が成功すれば、関係はより緊密になる。一時的ではあっても軍事同盟を結んだも等しい状況だ。日本とロシアが接近することは、中国とロシアが距離を開けることを意味する。世界は、この二つの〝嫌われ者〟国家が手を結ぶことを恐れていた。その懸念さえ、過去のものにしてしまったのだ。
ロシアと中国を離反させることは、アメリカの利益にも一致する。日本が間に入れば、米露が協調することさえも可能だ。
新たな冷戦は、中国対連合国の構図になる。ロシアが〝敵側〟につくことを阻止できたのは、中国の〝悪しき膨張〟が潰えるきっかけとなるだろう――。
自衛隊にはできない荒技だ。
自衛隊には、他国での情報工作など許されてはいない。法に縛られているからだ。だがそれは、言い訳に過ぎない。根本は自らに問いかけずにいられなかった。
法的に許されれば、自衛隊にはこのミッションを成功させる能力があるのか――?
自分はこれほどの計画を立案、実行できたのか――?
答えはすぐに出た。
否、だ。
能力は、まだ足りない……。
ミッション成功の手柄は、根本のものになる。事実を隠蔽するためには、受け入れるしかない。だがそれは、実力が伴わない張りぼての栄誉だ。これまで自身の能力を研ぎ澄ますことで這い上がってきた根本にとっては、屈辱以外の何物でもなかった。
部下からの賞賛を笑顔で受け取ることなど、できるはずがなかった。
根本たちはC130Hの後部ランプを上って行った。ハートユニットのドアは閉じられている。
恵子が進み出て、ドアを叩く。
「あたしだよ、開けておくれ」
ドアが開いた。
戸口に立っていたのは橘春香だ。にっこりと笑う。
「お母さん、無事で何より」
「それはこっちが言うことだよ。あんたには、初めての海外遠征だからね。荷が重いかもしれないとも思ったが、まあ、よくやった」
手術台ではキム・ジョンウンが横になったままだ。その横に立っていたのは通訳のニーナ、そして医師の真鍋だ。
根本が言った。
「そろそろ患者を動かせる頃だと聞いたが?」
真鍋がうなずく。
「車椅子での移動なら可能です。今のところ経過は順調で、バイタルも安定しています。ただし、できるだけ無理な姿勢は避けて、興奮させないように」
「空港ターミナルに移動する。真鍋先生には今しばらく患者に付き添っていただきたい」
「分かりました」
ニーナが朝鮮語でジョンウンと言葉を交わした。ターミナルへの移動を説明したのだ。
背後から根本の部下が車椅子を押してくる。特大サイズの、頑丈なロシア製車椅子だ。医師たちの力を借りて、ジョンウンが車椅子に座る。彼らは護衛の兵士たちに囲まれながら、ハートユニットから降りて行った。
春香が真鍋の後ろ姿に声をかける。
「真鍋さん。本当に竹内さんに会わなくていいの?」
真鍋は、振り返らないまま答えた。
「いいんだ。政府専用機は羽田へ向かうという。私は、千歳への直行便で帰るから。患者が待っているんでね……」
その声からは、真鍋が抱えた苦渋を隠すことはできなかった。
春香は、竹内真奈美が4人家族で帰国したことを真鍋に伝えた。上の息子は、15歳であることも知らせた。
それを聞いた真鍋は、涙をにじませながら過去を語った。そして、言った。
『彼女が姿を消してから、もう20年が経つ。子供が15歳なら、それは私の子供ではない。彼女は、家族を持った。私にも、家族がある。互いに、子供もいる。無事に救い出せたのなら、それでいい。今さら、顔を会わせる理由はないだろう。私が……私の力が、少しでも役に立ったのなら……それだけで充分だ……。私が今までカテーテルの手技を磨き続けてきたのは、たぶん、この日のためだったんだ……』
そして、真鍋たちはC130Hを去って行った。
ハートユニットに残ったのは、根本と恵子の仲間たちの4人だった。恵子が、ドアを閉めて鍵を下ろす。そして、深い安堵のため息を漏らして春香を見つめた。
「あんたが無事で、本当に良かった……。これが仕事だとはいえ、娘を危険にさらすのは心臓に良くないよ」
春香が明るく笑う。
「面白かったよ。これで、一人前だと認めてくれるかい?」
「認めはするけど、まだあたしがいなけりゃ何もできないだろうが。計画は、全部あたしらが立てたんだからね。しかも輸送機に爆弾を仕掛けられたのを見逃してたら、計画は潰れていたし、あんたもあの世行きだったかもしれない。本当なら、合格点はやれない。そういうのは、半人前っていうんだよ」
春香が口を尖らせて悔しそうにうつむく。
背後から、佐藤が進み出る。
「君が、後継か……。まあ、そうがっかりするな。私たちだって、運なしでここまで来たわけじゃない。むしろ、運を味方につけられる方がこの仕事に向いている」
春香が顔を上げる。
「おじさま……」
恵子が言った。
「娘を甘やかさないでおくれよ」
春香は恵子を無視して、明るい笑顔を佐藤に向けた。
「母さんから話はいつも聞いています。思った通りの方ですね。なんだか、初めて会うって、信じられない」
「まあ、双子だからね。君の母さんに似てて当たり前じゃないか?」
彼らの会話に、根本が思わず口を挟んだ。
「みんな、家族なのか……?」
恵子がうなずく。
「一族、だよ。こいつは――佐藤は、娘とは会ったことがない。ずっとロシアで暮らしていたからね」
佐藤が肩をすくめる。
「ま、いろいろと日本に居づらい事情があってね。そのおかげで、ロシアの悪党どもとも付き合いが広がった。闇ルートに通じていなければ、ロシア側のセッティングはスムーズに進まなかっただろう。人質を奪い返す役に立てて何よりだ」
根本がつぶやく。
「君たち……何者なんだ……?」
思わず出た言葉だった。答えを期待したものではない。
だが、恵子は言った。
「知りたければ、教えてやるよ。あんたの爺さんとは無関係じゃないからね。あんたが爺さんの魂を受け継いでいることも分かった。ただし、あたしたちの秘密を知ったら、墓場まで持っていくことになるよ。それでもいいかい?」
「万一、漏らしたら――」
「死ぬ。それを聞いた人間も、死ぬ。秘密を知ったら、呪われるんだ。それでも、知りたいかい?」
根本は迷わなかった。
「知りたい」
恵子がうなずく。
「大熊竜子だ」
「は?」
「それが本当のあたしの名前だよ。そして、罠師の元締めだ」
「ワナシ……? 何だ、それ?」
「教師とか庭師とかみたいな、特殊なスキルを持った職能集団だよ。詐欺師の方が、内容は近いかもしれない。キワモノ的な言葉を使うなら、秘密犯罪結社――ってところかね。人を罠をかけるプロフェッショナル――策略や謀略を専門に手がけてきた集まりだ。今度みたいにお国と手を組むことはまれで、大体は権力者には逆らってきた。だが、朝鮮に人質にされた日本人を放ってはおけない。日本人として、当然のことだ。親父が生きてりゃ、同じことをしたはずだ」
「そんなものが日本にあったのか……。だが、どうして自衛隊の――いや、政府のミッションの中枢に加われた? というより、中心になって計画を進めたり、現場に出ることができたんだ? 犯罪結社……なんだろう?」
「ある人物から頼まれたんでね。渡りに船、ってところだ」
「ある人物?」
「それは、言えない。相手があることだからね」
根本は、深くは追求しなかった。
「そうはいっても……どうして政府と手を組む……?」
「簡単なことだ。力に対抗するには、力が必要だ。悪意は、善意では防げない。拉致犯罪を見てりゃ、分かりきったことだろう? 北朝鮮に誠意や良識が通じたことが一度でもあるかい? 毒を飲む覚悟がなけりゃ、中国とも戦えない。奴らを甘く見ちゃいけない。政治や軍は腐りきっていても、他人を陥れたり悪に引き入れる戦略にかけちゃ超一流だ。マネートラップやらハニートラップやら、人の弱みに付け込む点に関しては天才的なスキルを持った民族だ。何千年もの間、そうやって喰らい合ってきた連中なんだからね。お上品な聖人君子じゃとても勝負にならない。それが証拠に、奴らの手先は日本中のあらゆるところに巣食っている。日本はもはや、半身不随の病人か、認知症が進んだ老人のようなもんだ。その上自分で手足を縛ってたら、いいように腸(はらわた)を食い散らされる。だから奴らの先を読んで裏をかける、〝犯罪者の頭脳〟が必要だったんだよ。あたしたちは、自分では義賊だと思ってるけどね」
「ギゾク……?」
「ねずみ小僧とか石川五右衛門とか……性根が腐った金持ちから財産を掠め取って、貧乏人に配るような奴らさ。あたしたちも似たようなもんだ」
「何でそんなことをやってるんだ?」
「人助け。義賊、だからね。今回は国を助けるなんていう、柄にもないことをやっちまった。古い知り合いから土下座して頼まれれば、断るわけにもいかないからね。しかも、日本はあたしの国だ。あたしたちは、この国を守るために働く」
「本当か……? 犯罪者なら、金儲けが目当てじゃないのか?」
「金か? そりゃ、確かに儲かるよ。それが悪いかい? 官房機密費から幾らかのギャラはいただいた。何しろ、これだけ大掛かりな組織を動かしたんだからね。タダってわけにはいかないさ。そっちの〝佐藤〟は、これからロシアの利権にタンマリありつくことになるだろうしね。あんたが言う通り、金は儲かる。凄まじい額がね。だがそれは、ほんのおまけだ。人を助けて、なおかつ面白い。だから、続けてる」
「続けてるって……? いつから?」
「江戸時代から。世界の歴史には、あたしたち罠師の暗躍がガッツリ関わってるんだ」
根本には、にわかに信じられない話だった。だが、彼らの策略が自衛隊を操り、北朝鮮や中国を欺き、拉致被害者を救ったのは事実だ。それは、日本という国家がなし得なかった偉業だ。
それでも、この先の北朝鮮や中国の反応を考えると安穏とはしていられない。
「確かに拉致被害者の多くは奪還できたが……これからどうする気だ? 北にはまだたくさんの拉致被害者が残っている。彼らが頑なになれば、すべての被害者を取り戻すことは余計に難しくなるが……」
「心配性だね。逆だよ。100人以上の、しかも重要な役割を担っていた拉致被害者が解放できたんだから、隠したかった情報はもうだだ漏れだ。残りにこだわっても意味は少ない。しかも、国際的な非難は爆発的に高まる。新政権は、国際社会から早く認められたいだろう。つまり、世論を無視できない。日本から警察や自衛隊の情報担当者を含めた調査団を送り込むこともできるだろう。北朝鮮内部から情報提供者をリクルートすることも可能になるかもしれない。もはや拉致被害者を拘束し続けることは、足を引っ張るだけだ。そうならなければ、日本が働きかけて世界を動かすまでだ」
「なるほどね……。だが、そうは言っても、朝鮮半島は事実上中国の支配下に入ってしまった。北朝鮮の指導者は、もはやキム・ジョンナムだと言っていい。奴らは中国と組んで、日本に対して凄まじい圧力を掛けてくるだろう」
答えたのは佐藤だった。
「牛と張り合って腹を膨らませたカエルの話、聞いたことがあるだろう?」
「は? どういうことだ」
「今の中国は、パンパンに膨らみきったカエルだ。だから、その腹を小さな針で突っついてやる。ロシアが、その針だ。さて、中国はどう反応するかな? どてっ腹に穴をあけられても、笑っていられるかな?」
根本には、まだその意味が理解できなかった。
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