別世界から来たという転生魔術師、弱すぎて(異世界人が)絶望する
へーたろー
第1話
「こんなところか」
無事に魔法陣を描き終わり、せっせと術式に魔力を流し込む
そう、今から発動させるのは何と言っても転生魔術!100年に1度の逸材と言われた俺にしかできないのだ!
まあ褒め称えてくれる仲間も教授もいなくなったんだけど
「よし!これで発動できるぞ!」
約1年半の月日を費やして、この術式を作った。
人間の分子構造から作り直すのを組まなきゃいけないから大変だったなぁ…
「いこうか」
「ちぇ〜」
こいつはちっさい時から一緒にいるプーロだ。一応言っておくが食料ではない
表情がわかりやすいから可愛いんだなこの鳥は
術式の上に立つと周りが光り、ゆっくりと意識が落ちていった。
〜〜〜
「よっこらしょっと」
俺の名前はソウタ、世界を救う剣士だ。
とは言ったものの、世界では魔術師が活躍しすぎてあまり出番がないのだが…
そんなことで暇だから、今は遺跡の調査に来ている
「でも、何を書けばいいんだ?」
『毎日何か変わったことがあればこの手帳に記しなさい』と上司に言われたが…
「まあいいか!テント立てよう」
-2時間後-
「ふいー」
苦戦した。
まさかテントが全て飛んでいくとは思わなんだ。
まあこのテント魔道具だから壊れるとかは無いと思うが…
「中に入ってみるか」
-
「おぉ、おぉぉぉぉぉ!!!」
中に入ると、そこには一つのベッドと、ソファとかなんやらこうやらあった。
テントはタケノコテントみたいな広さだった
俺は真っ先にベッドに飛び込んだ
「うーん、これはとてもふかふかぁ…」
なんか眠くなってきたな…
おやすみ…
-5時間後-
どっがあああああああん(爆発)
…
どがああああああああん(2回目)
……
どがああああああああああああん(3回目)
「うるっせえええええええええええ」
今何時やとおもてんねん、4時やぞ4時!早朝ですけども!?
こんな時間に爆発魔法の訓練とかすんなよ!
すっかり眠気も覚めたので、様子を見にテントから顔を覗かせてみる。
「は…?」
そこには一人の青年と、一匹の魔獣かいた。
〜
あとがき
ここの一匹の魔獣はプーロではありません!
〜〜〜は別視点だと思ってください!
別世界から来たという転生魔術師、弱すぎて(異世界人が)絶望する へーたろー @soranatsu8
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