厨二スキルと神器をもらったので異世界を無双します

灰ぐれー

はじめてのいせかいてんい

いつもと変わらない退屈で平凡な朝だった。

スーパーイケメンの俺(一之瀬祐希)は本日トラックにはねられて死にました。

女の子を助けないとって気づいたら体が勝手に動いていた。

正直俺まじかっこいいわてな感じで認識してた。

だけど時間がゆっくりに感じて世界中に鳴り響いたんじゃないかってぐらいの音がなった。

右腕がありえない方向に曲がっていて内臓もハンマーでボコボコにしたぐらい潰れてるのがわかった。

視界が生ぬるい鮮血に染まり呼吸をするたびに全身に鈍い痛みが走る。

なんとなく無傷で避けれると勘違いしていたよく考えたらトラックの方が早いよな車だもん。

友達にもよく考えて行動しろって言われてたな。

本当に死んで楽になりたいと思うことがあるなんて夢にも思ってなかった。周りから叫び声やシャッター音が絶えず聞こえていた。

救急車がやってきたときには音もほんの少ししか聞こえなくなっていた。

病院まで思っていた以上に早く到着した。だけどそこで俺は死んだ。

なんだか夢でもみてるような浮遊感とポカポカした温もりに包まれて眠ってしまった。

目が覚めると多分本物の天使のショタとロリが忙しく飛び回っていた。

そして一人の天使が俺を神の元へ連れて行ってくれた。

フレステラさんというエネルギーを司る神様のもとに案内された。

スタイル抜群の20代ほどのキリッとした美女で正直男女問わずモテるタイプだと思う。


「この度はご愁傷様でした」

「あぁありがとうございます?」

「単刀直入に言います。異世界転移をご希望なされますか?」

「はい!」


せっかくだし異世界を堪能した方がいいよな。そんなことより


「俺が突き飛ばした女の子は大丈夫ですか?」

「今のところはなんとも言えない状況です。容体が安定するまで見守りますか?」

「お願いします」


大きめな水晶を持ってきてくれてそこに女の子を映し出してくれた。

なんか色々なチューブで繋がれていて顔も痛々しくなっている。


しばらくすると女の子は峠を越えたらしく医者がなんか色々やっていた。何はともあれ無事でよかったこれで心置きなく転移できる。

そうして俺は転生するため異世界と繋がる魔法陣がある部屋へ行くそこでスキルももらえるそうだ。

心が弾ませ異世界でどんなチートで無双しようかとかハーレム作りたいなとかぼやきながら取り留めない話をしているといつのまにか目的の場所に到着していた。

部屋に入ってスキルボードというものを手に取ったフレステラさんが困惑していた。

俺も横から覗いてたけど普通にスキルが並んでいただけだった。特別処置としてスキル全部と神器を全部いただいた。

そしてフレステラさんに見送られて異界へと旅立つのであった。

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