38人目 愛の実験は超キケン❤


kusamotiさんに本当にお世話になってる日々です…あと読者からネタ提供をさせる人の作品を読んでくださるなんて…皆さんも本当にありがとうございます!!


あとなろうの方は気づいたら1万を…カクヨムでは2万PVを超えていてなまらうれしいですね!!これからもどうぞよろしくお願いします!!


今回は短めです…ではっ!


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「はい…ここまでが試験範囲だから覚えておけよぉ!…おぉ時間余ったな…なら少しだけお話をしようか…」


先生は教科書をまとめると机の前に手を置いていつもの雑談みたいなのを話すポーズに入った。


(はぁ…ここからあのせんせーの長いくそどーでもいい話が出てくるのか…)


医学部2年の佐藤 夜は頬杖をついてあまり好きじゃない先生を見ながらあくびをしていた。


「この薬品知っているか?」


先生が出したのは黒で大きくバツと書かれていてどくろマークも書いてあるビーカーを持っていた。


「これはな…人を狂わせる薬でイソロロジンっていうやつなんだが、今は俺がこれを使っていろいろなことを実験しているんだ…おぉう…これはやっぱりにおいがきついな…まあお前らにもいつかこういう薬品を使って実験をする時が来るかもしれん。簡単に言うとお前らも勉強を頑張るよーに!…まぁ今回はいろいろと忙しいからこれで授業終了!…忘れ物すんなよぉ!」


先生がそういうと周りの奴らは勢いよく立ち上がって講義室を後にした。


一方俺は先生の話の短さにびっくりしながらゆっくり帰りの支度をしていた。


(…今回すっげぇ話短かったな…あいつも忙しいんだろうなぁ…っつーかあの薬品すげえ匂いするな…くっせえ…あんなんもってくんなつーの)


そんなことを思っているころには講義室の中には俺と幼馴染の天童 瑠々だけだった。


「瑠々~…今日何かして遊ばない~?」


俺と瑠々はよく遊ぶ仲で今日も何か遊ばないかと誘う。


「んー…今日は良いかな…明日でいい?」


「了解~」


(瑠々が断わるなんて珍しいな…)


そんなことを思っていると彼女が目の前を通る…その時一瞬違和感を感じた。


(この匂い…さっきの薬品?…)


彼女のところからさっき先生が見せた薬品の匂いが感じられた。


この時夜は思った。


(なんだろう…すっげぇ気になる…)


瑠々に聞いてみることにした。


「瑠々?」


「はぁあい?」


「あのさ…お前ってさっき先生が見せたイソロなんちゃらっていう薬品持ってる?」


「なんで?」


「いや…お前からあの薬品の匂いがしたから…」


そういうと彼女は少しびっくりしたようにすると…


「秘密だよ?…私実験しててさ…ここで言うのもあれだからさ…来て…」


彼女に言われそのまま彼女の家に向かう。


その道中彼女は嬉しそうに呟いた。


「私さ…欲しいものがあって…でもそれは近くにあるんだけど遠くに離れていくんだ…欲しいのに…でもさ、それが魔法の力で手に入ったらいいと思わない?」


突然で少しびっくりした。


「え…あぁ…まぁな…欲しいものなんだもんな…いいと思うけど…」


「そうだよねっ!!」


瑠々はとてもうれしそうな顔でこっちを向く…少し可愛いなあと思ってしまったのは内緒だ。


「着いたよ!!」


そういって彼女の家に入る…その瞬間首の横からハンカチを持った腕が出てきてそのハンカチが俺の口元をふさぐ。


「んっ!!…んっ…ガクッ」


少し変なにおいがすると思ったらその瞬間に意識が飛んでいった。


「私は聞いたもん…欲しいものは手に入れるのはおかしくないって…まさか夜にイソロロジンばれちゃうとは思わなかったけど…でも予定が早まっただけだし…いっか❤」


彼女は不気味に笑っていた…悪の魔女のように…



……


………


「んあ…」


意識が戻ってくる。


周りを見ると誰もいない…そして俺は椅子に縛られていた。


「る、瑠々ー?」


瑠々の姿がない…何がどうなってるんだ?


そう思っていると突然


「あうっ…な、なに?…あぁっ…」


首や耳が舐められた感覚に陥った…なんでだ?


「な、なんで…ひゃぅ…な、にこれ…あぅぅ…」


何かに舐められている状態…はっきり言ってきつい…何かもわからないものになめられていて…逃げたい…気持ち悪い…


「や、やめて…あぅ…」


身体をびくつかせていると口に何かと一緒に薬まではいってきた。


「んんっ?!…あうっ…」


頭が熱くなっていてもう何も感じなくなっていく。


すると手をたたいた音がしたと同時に瑠々がやってくる。


「だ、大丈夫?」


彼女はこっちにやってくる。


「あぁ…る…る…あはっ…」


もう何もわからなくなっていた。


ただわかるのは瑠々がいることだけ。


「大丈夫?!…あなたのご主人様だよ!!」


あれぇ?…そうだっけ?…そうなのかなぁ…


「あぁ…」


「うふふ…目がうつろになっちゃって…かぁわいい❤」


そういって頭やほっぺをなでてもらう…気持ちいい…


「ぼんやりするねぇ…気持ちがいいねえ…夜は私のものなんだもんねぇ…私がだぁい好きなんだもんねぇ…」


彼女の声が頭にストンと入って行く…何か変な感じがほんの少し感じるがどーでもよかった。


「ちゅっ」


彼女の唇が俺の唇に触れ彼女の舌が俺の口の中に入って行く…あ、あれ?


「んっ…こ、この感じ…まさか…」


頭が一気に戻っていく感じがした…このキスされたときの感じとさっき何かが口に入ってきたときの感じがとても似ていたのである。


「あはっ…ばれちゃったぁ?…仕方ないなぁ❤」


そういって彼女の手には注射器があった。


「さっき大学で話したこと…イソロロジンっていうのは催眠効果と記憶操作の効果があるんだぁ…例えばぁ…」


そういって彼女は手をたたく…すると彼女の姿は一瞬にして消えていった。


「え…?」


周りを見渡した瞬間腕に何かが刺さった。


「っつ…」


そこから何かが入って行く…


それは冷たいようで熱く頭の中がかき乱される気分だ。


「あ?…あぁあああああああ」


すると頭の中にいろいろな情景が流れていく。


それらすべてに瑠々が写っている。


「はぁあ…あぁあああ…」


「ねぇえ?…あなたが今までしてきたことのすべてに私が入っているねえ…どんな時も…わかったぁ?私はぁ…あ、あれ?…ふふっ…あはははははっ!…壊れちゃったねぇ?…さすがにやばいお薬2錠に注射のお薬250mlはきつかったねぇ…でぇも…これからもどんどん壊れていってもらうからね?」


彼女に抱かれる…あ、あれ?…彼女ってなんだっけ?…


「よるぅ?…あなたにとって私はぁ何?」


彼女は…瑠々は…


「私はあなたのすべてよ…私は夜のすべて…わかった?」


そう…だよね?…彼女は俺のすべて…


「う…ん」


もうわからない…けど…だけれども彼女の言っていることは正しい…そう思えて仕方なかったのだ。


「私たち愛し合っているのよね?…なら…することがあるよね?」


彼女の顔はとても興奮していて一度も見たことのない顔をしていた。


「…さっ行きましょ❤」


「は…い…」


瑠々は夜の拘束を解く…ぐちゃぐちゃになった夜をもう一回抱きしめてそのままベットに押し倒す…そこからが本番なのかもしれない…


「これからももぉっと教え込んであ・げ・る❤」


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思てたんとちぃがぅううう…どうして~な~ぜなのぉかしらぁ

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