20人目 英雄と僕の関係は...

長くなります。めんどくさい人は飛ばしてください。


えーっと...「中学生作家さん限定企画! 〜今しか書けない小説を、今だから書ける物語を〜」という自主企画に参加させていただきました。

「え?じゃあ今までのこの下手な文は中学生が書いてたの?」ってことですがその通りです。

んでじゃあなぜ今ここでカミングアウトしたのか...それは受験があるからです。

受験でもしかしたら出せないときがあるかもしれないからです。

「え?じゃあお前勉強は?」ということですがまぁ勉強して寝る前に仕上げてるのでただ寝る時間が消えるだけですから大丈夫です。勉強してないわけではないですのでご安心を。


まぁ自主企画に関しては完全なる気分ですね...出て見たかったのが一番ですね...

こんな主ですがよろしくお願いいたします。


では!


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勇者...それは人類に害を与える魔王を倒すための一つの懸け橋と言えよう…


まぁ説明しよう。


勇者にはたった一人だけ仲間を連れていくことができる。


仲間のせいで勇者が倒れたらいけないからたったの1人なのだ。


...かくいう僕がその一人なのだ。


そんな僕のお話…


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トントン


ドアがたたかれる。


「はーい?」


「シュラという人はいませんか?」


女の人の声がした。


シュラ…それは僕の名前だ…なんか僕に用でもあるのかな…


「はーい」


ドアを開けた瞬間僕はドアを開けたことを後悔した。


そこには少女…だけじゃなくて怖そうな人たちが8~9人いたのだ。


「え…え、なんの用ですか?」


困惑しながら聞くと。


「あの...私はイルビラ=リンナと申します。」


「イルビラ=リンナ?!」


多分知らない人なんていないだろう。


イルビラ=リンナは世界で初めての女勇者で強さは過去の勇者よりも断然強いと言われている…でもどこかで会ったような…


「はい…私はあなたに一つお願いがあるのです…」


勇者のお願い...それは僕ももうわかっている。


「連れ添いですか?」


「はい…」


やっぱり。


連れ添い...というとまだ軽いように思えるが実際はそんな軽いものじゃない。


実力が無ければならない。


勇者は魔族からしたら倒さないといけないもの...だからこそ狙われやすい。


だから言ってることとしては私と一緒に狙われましょうと言っているのと大差ないのだ。


まぁたいていの人は断っている。


だがしかし俺は断る必要なんてない。


うちの両親は昔魔物に殺された。


だから自分で奴らにとどめを刺しに行きたい。


「わかりました。お供します。」


そうして僕と勇者は相棒みたいな関係になった。


…でも僕がお供したのは違う理由もあるのかもしれない。


じゃあなんだと言われてもわからない…


でも一つ言えるのはお供する理由はただ魔物に復讐するだけではないのは確かだ。


そんなこんなで王国に行くのだった。


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私は今でも思い出す。


彼に助けてもらったことを...


それは私が林を歩いているとき


「ぐへへぇ…いい女がいるぜ…」


「よく見つけた…連れていけ」


魔物が突然現れて私を連れて行こうとしたとき


「あらよ」


その声が私に届いた時…魔物は全員倒れていた…


「あ、ありがとうございます!」


「大丈夫だよ…けがはない?」


「えぇ…あなたは?」


「あぁ…僕は大丈夫。あんなの弱すぎて汚れすらつかないよw。」


彼のその優しそうな顔と行動に私は惚れてしまった。


「あ、あなたの名前は?!」


「え、あぁ…僕はシュラ…普通の市民だよ。」


そうして去っていった。


私が勇者になると決めたのは彼に出会ってからだ。


理由は至極簡単…彼に似合う人になりたかったから。


そこから私は剣を握り魔物を次々と倒していった。


彼のことを思いながら。


ずっと彼のことを想いながら…


気づくと私は勇者だった。


いろんな人に褒められた。


「すごい!」とか「かっこいい!!」何回も言われた。


でも私が欲しいのは彼の言葉だった。


彼がいたから今の私がいる。


だから彼のために尽くしたい。


そこで思ったのは私が彼を養うことだった。


彼を養うことができれば…ずっと私のそばにいてくれる…


そうして今に至る。


______________________________________


~王国の道中~


「イルビラさんはどうして僕を?」


一番気になったのはそこだ…僕以上に強い人はたくさんいるはずだ。


「シュラさんが私を助けてくれたのが一番の理由ですかね…」


助けてあげた…あぁ!あの少女か!!


「思い出した!あの林にいた少女か!!」


「思い出してくれたようでうれしいです…助けてくれた恩は一生残っています…なんでも命令してください。」


「え…いやいや…さすがに勇者様に命令するのは…」


「なんで?…私はあなたのために尽くしたい…そのために勇者にまでなったのに…嘘…嘘嘘…」


「で、でも…」


「いいから!!」


その声は鬼のように強かった。


「ひぃっ…」


「どうして?…どうして私を使ってくれないの?…もしかしてあなたに私なんていらないの?…だめだよ…」


そういうと


スリープタウン眠りへいざなう街


「なに…を…」


そうして僕の意識はもうろうとし彼女に身を預けていた。


「ふふふ…これから一緒だよ…」


______________________________________


「ん…」


目が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。


「起きました?」


「イ、イルビラさん?」


僕の手足は魔法の縄で締められていてびくとも動かない。


「シュラ君にうれしいご報告。」


「え?」


「魔王を倒してきたのでずっと君といることができるよ!!やったね!!」


魔王を…倒す?


「え?」


「だから一緒にいれるね!!」


驚きしかない…


「ま、まさか...」


「そうだよ?君と一緒にいるためにさっさとあいつを倒してきたんだ!!ほめて!!」


彼女は僕に抱き着くと…


「すぅう~…はぁぁあ~幸せ…ずっと一緒にいようね!」


僕の前にいる少女は勇者には見えない…ただ獲物を狙うトラにしか見えなかった。


身体が小刻みに震える…恐怖が体を支配する。


「どうしたの?寒い?」


そういって抱き着かれる。


「もしかして…私がいるのが嫌なの?」


違う…その言葉が言えない…嫌ではないんだ…でも…でも…


「なら教えてあげないと❤」


そういって僕を押し倒す。


「どう?…女に倒される気分は!」


彼女に匂いに包まれる。


「私ね…魔王から一つだけいいものをもらったの…サキュバスの鱗粉…知ってる?」


そこには黄色くきらきらしている粉があった。


「サキュバスは昔から人をおかしくしそこに自分を憑依させて生きる生物…でもサキュバスがいないままおかしくなると…そのときその人は近くの異性のことが欲しくてほしくて仕方なくなるの...」


彼女の顔はサキュバスのような顔だった。


「一緒に吸おっか」


そういって粉を手ですくうと…


「ふぅ~」


僕の顔にめがけて吹く。


「あぅ!?」


鼻に入りそのまま頭に行く。


「あああああぁぁぁああ…」


だめだ…彼女が欲しい…彼女のすべてが欲しい…


自分の欲望のまま彼女を抱きしめる。


「あはは…やっとわかってくれた…私も吸お...」


そういって彼女も吸う。


「あぁぁぁぁ❤」


そういって彼女は僕の唇を奪う。


「んん!!…はぁ...おいしい…あぁぁ…しゅき…」


彼女も僕もどっちも壊れていく…でもそれが気持ちい…幸福なのだ。


「だいしゅきだよ…ダーリン❤」


やっと彼女の言っていることがわかったよ…僕は彼女なしでは生きれないようだ。


______________________________________


あともう少しで10000PVありがとうございます!!


これも皆様のおかげです!!


ここでお願いがあります!


皆さんの感想が聞きたいのです!


つまらないならつまらないと言ってください…これからにつなげていきたいと思います!

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