15人目 教え子は(重い)恋の家庭狂師❤
この一週間(と数日)この物語を仕上げては投稿してを繰り返してもう23回目となりました!!
気づいたらPVも7000を超えていました!!
うれしい限りです!!これからも何十も何百も何千も投稿していきますのでこれからもご視聴やご指摘…できれば応援のほどよろしくお願いいたします!!
今回は長めにしました...どぞ!!
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一人暮らしの俺からしたら大学とは俺の中ではただの学び舎でしかないと思っている。
最近はお金が少なくなってきてアルバイトをしなければどうしようもないところまで来ている。
親に借りるのはプライドが許せなかったので自分でバイトして家賃なり食費なりを稼ごうとしている。
…でも仕事の割には給料が低いバイトが多すぎてかなり効率が悪い。
そんなことをずっと悩んでいた。
とある昼食の時とある男性に話しかけられた。
「あ、あの…夢野さんですか?」
夢野とは俺の名前だ…何かあったのだろうか?
「は、はい…そうですけど…」
「よかった!!…お願いがあるんですけど家庭教師をしていただけませんか?」
「家庭教師ですか?…」
家庭教師なんて自分とはなじみがなさ過ぎて、もはやあったの?レベルで忘れていた。
「はい!!…お嬢様がそうおっしゃって……」
「お、お嬢様?」
「はい…琴美お嬢様というのですが…今年受験で…模試でも難関大はS判定をとっているのですが一応…」
おぉ…そりゃあすごいこった。
S判定は勉強大好きマンみたいなほぼテスト満点じゃないと取れないはずだ。
「そ、そうですか…」
「それに…それなりの額は払わせていただきます……」
「ほ、本当ですか?!……ちなみにどれくらいですか?」
「それは……」
「はぇ?!」
やべえ金額を聞いてしまった…家庭教師ってそんなに稼げるの?…えげつないな…
「…わかりました受けましょう。」
断る気もないし高校レベルなら俺も何とかなるから受けることにした。
「じゃ、じゃあ明日ご自宅にお伺いします。」
「わ、分かりました。」
なんか変だなと思いつつもとりあえずは帰ったら久々に参考書でも読もうかなと思った。
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「…結果は?」
「計算通り乗りました…」
「そう…やっと彼が来てくれるのね?!」
さっきの男性は不敵に笑うと少女はぞくぞくしていた。
「待っててね…私の王子様❤」
少女は明日という日が待ち遠しくてしかたなかった。
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18時くらいからずっと参考書を読みまくった。
受験勉強で本に穴ができるんじゃないかというほど読みまくったせいかなんとなく覚えていた。
あぁでも…久々に参考書を読んで少し頭が痛くなったな…
元々勉強は嫌いじゃないが一発で覚えられないから何回も読んでるとだんだん頭が痛くなってやる気が下がるタイプの俺が急に参考書を読みまくるとかなり頭が痛くなる…まぁとりあえずは寝ようか…
俺は明日の日をちょっと楽しみにしていた。
…
……
………
チュンチュン
あぁ…こんな寒い日に布団から出るのはきついものがあるな…
そんなことを思いながら重い体を上げた。
とりあえずはお風呂に入って軽く朝食をとり歯を磨いていつでも行けるようにした。
カーテンを少し開けると心地いい光が部屋に入ってくる。
すると高級そうな車が家の前に止まった。
「わぉ…これはすげぇな…」
そんなこんなで機能準備したカバンをもって家を出て鍵を閉めてから車に向かった。
「おはようございます。」
「おはようございます…お嬢様がお待ちしております…今日はよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします…とりあえず今日はいつまでですか?」
「そうですねぇ…確定はしていないんですよ…」
「そうなんですか…」
「かなり時間をいただくと思いますが大丈夫ですか?」
「えぇ…」
家庭教師ってそーゆーものなのかな…あんましわからない。
「到着しました…どうぞ。」
まるで何かの社長かのようにドアを開けてもらう。
「えっ?!…ここ?!」
この豪邸…一度行ったことがあった。
「覚えていらっしゃいますでしょうか?…」
「え、えぇ…前に引っ越し屋で働いていた時に来たところだ…」
すげえ偶然だな…と思いながらその豪邸に入る。
「お、お邪魔します…」
もう緊張で心臓ばっくばく…
「お嬢様…家庭教師の方が参られました!」
「ありがとう。」
そうして出てきたのはめちゃんこに可愛い少女…肌は白く唇は紅く綺麗に染まっている…今どきのJKって感じだ…なんか言い方悪いけどでも本当にかわいいのだ。
「わぉ…なまら可愛い…」
自然と口にでてしまったがごまかすように続けて言った。
「お、お久しぶりです…今日家庭教師をさせていただく夢野と申します。」
「お久しぶりです夢野さん…前はありがとうございました。仕事もてきぱきとしてて私たちが飽きないようなサービスをしてくださるなんてほかの人たちだったらしなかったでしょうに…」
サービスと言っても軽く世間話をしただけなんだけどな…
「いえいえ…そこまでは…さて今回はどこの部分を勉強しますか?」
「えぇっと…微分と積分の部分が苦手で…」
「わかりました…そこは慣れないとかなり難しいところですから例題を使って一緒に挑戦していきましょう。」
多分こんな感じでいいんだろうな…
家庭教師用の動画とかあったのかな…調べとけばよかった。
彼女は最初はつまずくところはちょびっと見られたけど徐々にそれもなくなっていき応用問題も軽々に解いていった…さすがは模試でS判定とるだけある…その力俺にも分けてほしかったよ。
「どうですか?…ここまでで疑問ありますか?」
「いえ…とても分かりやすい説明で全部わかりました。」
「それはよかった。」
そのほかにもいろいろな教科の難しいところを練習していくと…
「そういえばお菓子食べませんか?…お茶とか休憩しないと効率が悪いって聞きますし。」
「そうですね…そうしましょう。」
外の空気でも吸いにいこうかなと外に飲み物を買いに行こうとしたとき…
「夢野さん…お茶ありますよ?」
言われてふと周りを見るとウォーターサーバーが置いてありお茶やコーヒーが何杯でも飲めるようになっていた。
「わぉ…こりゃあすごい…」
しかも高そうなお菓子付き…ここすごいな。
感心していると
「夢野さんも食べましょ!」
そうして僕の口にクッキーを入れる。
「ふ、ふぁふふぁ…ふふふぁぁ」
「ふふふ…可愛い」
急に入れられたクッキーを飲み込むと
「ちょっ…何するんですか!!…びっくりしましたよ!!」
「い、いや…つ、つい面白そうだなと…」
「もぉ…」
このお嬢様意外と子供っぽい?
「あ、いま私のことを子どものように思いましたね?」
「い、いえ…そんなめっそうな…」
そんな話をしていると徐々に眠気がやってきた。
「あ、あへぇ…な、なんか眠くなっへきた…」
「だ、大丈夫ですかぁ?………眠っちゃった❤…あはは寝顔かぁわいい…何枚でも取れるわ…それと秀!私のベットに横にさせて足と腕を動かせないようにして。」
「はっ」
少女はさっきまでの作っていた笑顔を捨て狂気に似た笑みを浮かべていた。
「ここからが本番…私とあなたの幸せな生活まであとちょっと…楽しみ…」
「お嬢様…あとこちらを…」
「ありがと❤」
そこには催眠物質である『イトロロダクチン』が100ml配合された物質の注射器が10本も置いてあった。
「ふふふ…どこまで耐えれるかな…」
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「んんっ…」
目を覚ますとさっきの部屋…あ、あれ?…動けない…
「あらおはようございます…吐き気などはございませんか?」
「え?…」
先ほど教えていたお嬢様と同じ人なのに急に人が変わった気がする。
「やっと私はあなたのことを手に入れることができます…あぁ長かった…引っ越しの時にあなたと出会ってから私はずっとあなたのことだけを考えていました…」
「え…は?」
もうわけがわからなかった。
すると同時にもう一つ謎だったものも思い出した。
「ど、どうやって俺の家を突き止めた?」
ずっと違和感を覚えていたこと…それは教えてもいない俺の住所をどうして知っていたのか…
「それはですね…いろいろな手段を使って調べちゃいました❤」
ぞくぞくと体が震え思考もままならない。
蛇ににらまれた蛙…そんな言葉が当てはまる。
恐怖…そんなもので今の気持ちが表せれるだろうか…
一目で人を狂わせられそうな…狂気じみた瞳…
「な、なにがしたい…」
声を出すことさえままならない。
「私はあなたを手に入れたいのです…ですが簡単に従順になってもらえるとは限りません…だから今からこの催眠効果がたぁっぷりのこのお薬たちを使ってあなたを私好みに変えていきたい…いえ変えます…覚悟してくださいね?」
まるで林檎のように…赤く綺麗な林檎は魔女のような黒く濁った赤に変わっていく…彼女もその林檎と全く変わらなかった。
「あ……あぁ…」
「あははははぁ…泣き出しちゃった…かぁわいいぃ❤」
すると俺の顔に彼女の顔が近づくとぺろっと涙を舐めた。
「…あぁあなたを感じる…あなたの一部が私に入っていく…幸せ❤」
「あはは…」
もうわけがわからなかった…誰か俺に教えてくれよ…どういうことだよ…
「…もうそろそろやりましょうかね」
すると彼女は注射器を一本持つと俺に近づいて…
「ちくってするから…動かないでねぇ?」
小刻みに震えていた俺に体は一瞬にして硬直し動かなくなった。
「チュー…っと!はいよくできました!!まずはい1本目!!」
「あ、あぁぁあ…」
身体が燃えるように熱い…頭がおかしくなってきそうだ…
「やぁ…めて…」
「だぁぁめっ!…あーと9本!」
そういってどんどんと注射していく。
「らぁっ…やぁぁめ…あぁぁあ…」
「あぁ…どんどん壊れていく…ウフフ…あぁぞくぞくする…こうして私好みに改良されていく…たまらないわ…」
6本目…7本目…
どんどん液体は体の中に入って行く。
「あぅう…もうらぁぁ…あぁ❤」
もう何も考えることはできない。
ずっと快楽に溺れて…自分の中でこれがいいって思っている俺がいる…
「あはは…ぴくぴくしててかわいい…もう終わりだと思う?まぁだだよ❤」
9本目を打ったころには俺は琴美様のことだけしか考えられなくなっていた。
それ以外は頭の中にはなかった。
「最後だよ…お疲れ様❤」
そういって最後の一本を注射する。
「あぅっ…」
もう自分というものが分からなくなった…自分とは何だっけ…
「あとは最後の仕上げぇ…」
そういって琴美様は僕の耳にイヤホンをつけると
「あと一時間で完璧になるから…頑張ってね❤」
そういってボタンを押す。
つけられたイヤホンからは琴美様の声が途切れなく聞こえてくる。
『あなたは私のことが大好き。心も体も私に従順になる。私と一緒にいないとおかしくなる。私がいるだけで安心する。私があなたのすべて。あなたは私無しじゃ生きていけない…」
どんどん聞こえてくる…でもそれが心地よくて…あぁ…
「ふふっ…目がうつろになってて本当に従順って感じ…」
そこから1時間ほど琴美様からのありがたいお言葉を聞いた。
「あぁ…もう1時間か…やっと私好みのあなたになった…長かったわ…」
そうして琴美様にイヤホンを外していただくと俺は彼女に一目散に抱き着いた。
「きゃうっ…ふふふ…えらいえらい」
頭をなでてもらう…あぁこの幸せな感覚…一生手放したくない…
「愛してるよ…」
耳元に言われてもう琴美様に抗うものなど自分の中にはなかった。
す…き……
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「ごしゅじんさま…」
声は甘くなっていく。
「あはは…これだよ…私が欲しかったのは…もう最高…ずっとそばにいるから…ずっと私を愛してね…ダーリン❤」
今なら彼女の顔が愛おしく見える。
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・・・長かった。
最後らへんから自分も琴美お嬢様に洗脳されそうになりました。
ちなみに今回のヒロイン作成に向けてグーグルで「可愛い女子」と調べたらまぁ可愛い人が出てくるわけですね...それで見てたらわかったんです...もしかしたら目フェチかもしれないと...
共感できる人いないか探し回っています…主でした。
あと応援数100突破作品のフォロワー70人突破ありがとうございます!
また次話でお会いしましょう...では!!
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