8人目 ルートA
最近俺は恋をした。
同僚の後輩なんだがいろんな人に率先して話しかけくれるとてもいい子で俺には率先して話しかけてくれる。
でもむやみやたらに告って振られてしまったらと考えるのがとてもつらい。
だから今日ももやもやしながら帰路に就く。
しかし最近俺は仕事終わりにとある定食屋によっている。
味はとてもいいのに全然人が来なく僕しか入らない...つまりは隠れ名店ってやつだ。
家からも近くてお手頃な価格だから毎日通っている。
「こんばんは~」
そこにいるのはいつも見慣れた山波 一華さん。
ここまで3年近くこのお店を切り盛りしているすごい人だ。
歳は俺と同じくらいでお互いタメ口で話している。
「今日もいつも通りで」
「はーい!」
可愛い掛け声とともにいつものスタミナ定食を作ってくれる。
「そういえばりっくん最近浮かない顔してるけどが大丈夫?」
顔に出ていたか...なるべくは隠していたのだがやっぱり出てしまうものなのか...
「やっぱり出てました?...私事なんですが...最近恋に目覚めちゃいまして...」
「ほぉ?」
彼女はかなり気になったのか顔をこちらにロックしながら手元はしっかりと料理をしている...いや凄いなこの人...
「同僚の後輩なんですけど...そいつが優しくてもう一目惚れで...」
「そう...ですか...?」
気のせいだろうか?彼女の言葉には鬼が宿っていた気がした。
「...ま、まぁ一華もいずれかは良い人と付き合えるんじゃない?」
「そうですねぇ...明日にでも付き合えそうかもしれませんねぇ...」
「ほ、ほぉ?」
逆に気になった。
「明日...?」
「まぁ...そんな話はご飯食べながらでいいんじゃない?」
「いいですねぇ...俺は一度気になったことはとことん聞いていきますよ!!」
「どんとこいなのだ!!」
そして出てきたスタミナ丼は今日もおいしそうだ。
中に入っているご飯のようなカプセルは「明日も頑張れるよ!」と応援しているようで...かつ今日初めて見る上にかかってる白い粉(皆様のご想像にお任せします)は魔法の粉のように食欲を沸き立たせる。
「ほぉ...この白い粉は初めて見ますね。」
「これは昨日市場で見つけたあなたを元気にさせる粉末なんですって。」
「ほぉ...」
とても気になる...まぁいろいろ気になるがご飯が冷める前に食べてしまおう。
「...おっ!!おいしいですね!!」
お肉とカプセルの相性がとてもいい。
「おいしそうでよかったです!!...ところであなた?...私という女がいながらほかの
彼女の声はどんどん低くなって変なことを言っているような気がする。
「あなた...今日は私の部屋で一夜過ごしましょ。」
頭がうまく回らないがなぜか彼女と一緒にいるべきだと思った。
「んあ...いいヨ」
「ふふ...今日もよく効いてるね...」
もうあたまが回らないーそれどころか今のぼくちゃんのーは何をすべきなもかもわからない...かのじょの言うことをしんじていこーうってくだけろー
____________________________
ここはどこだろー?
やわらかいふとんにー...すっぽんぽんのぼくとかのじょー...
「ってうぇ?!」
一気に目が覚めた。
「あら...切れたかしら?...あなた激しかったわぁ...」
急なことでありしかも今目の前に起きていることは今後の生活にも必ず支障...いや、もう生きれなくなってしまうかもしれないことなの...だ。
「私のスマホにはあなたと私の裸の写真が...つまりどういうことでしょうか?」
「え...嘘...な、なんで...?」
「なんで?...それは私が聞きたいな!!どーして私以外の雌どものことが好きになるわけ?!...私という人がいながら...あなたは毒されていたのよ!!」
「......」
ここでやっと気づいた...
今まで頭の中にずっと残っている違和感。
ご飯がカプセル?
いつも定食屋にいって話したこと...どこに座ったのか...その他も含めてすべてがおかしい...
「わかった?...あなたは初めて来たときから私に洗脳されてたんだよ?...ちなみに私があなたのファーストキスとか初めてのエッチをしたんだ!!...私も初めてだったけど...でもあなたは私色に塗られている...でもあなたはゴミみたいな選択をした...これはあなたをわからせる......というのもいいけどあなた...わかってるよね?私がすべてを話したらもう社会的にも終わっちゃう...つまり私あなたと一緒にいてあげないとあなたは心配で心配で怖くなっちゃくね!!...大丈夫私が支えてあげるから!!もうずっと私に頼ってね...そうすればあなたも変な間違いも侵さなかったよ...」
「あ...あぁ...」
彼女の言うとおりだ...多分彼女と一緒にいないと僕は心配で心配でたまらなくなる...だから僕は彼女のそばにいないといけないのだろう...だからだろうか彼女のそばは安心して心地が良い...もう彼女がいないとだめなのかもしれない...
「これからも一緒にいようね...ダーリン❤」
「は...い...」
____________________________
そうして僕は彼女の勧めで会社を辞めた。
彼女と一緒にいる時間が大切だから会社なんかやめるのが一番なんだろう。
彼女はかなりのお金持ちらしい...さすが俺の嫁はすごいな...俺も彼女にふさわしい男にならないとな...
???「りっくん先輩会社辞めたんですか?!...そうですか...」
彼女は社長から彼が退職をしたことを知ると彼女は頭の中が真っ白だった。
「...なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?...」
「わたしが一番の理解者で彼の横にいるべき人なのに...どうして?...私なんかしたのかな?...だめだ...彼を探さないと...」
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...すみません!!昨日投稿できなくて...年末は諸事情であまり投稿できない可能性が高いんですよ...申し訳ございません...今日は頑張ってもう一作ですのでお楽しみください!!
...あっそうだ...作中に出た白い薬についいてですが体には害はないのでご安心ください
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